今年を勝手に占ってみる...その2 中国のこと

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今年を勝手に占うと言うことで、
前回は中国のことを少し心配してみました。
中国を眺める視点として常に必要なのは、
人民(老百姓)がどの程度不安を持たずに日々の生活を送れているか、ということであり、
資本主義だの民主主義だのといった面倒くさいことは、
二の次である、ということではないかと思っています。
13億5千万の民を束ねるとは言わないまでも、
ふつうに暮らせることが実現出来ていれば、
多少のお上の不正なんぞは容認してしまうお国柄かと思います。
それは、中国という国の歴史がほんのわずかな期間だけ異質だっただけで、
それ以外は本質的に統治構造がほとんど変わっていないからだと思います。
絶対的なトップが存在し、それを支える優秀な官僚を全土から選抜し、
彼らに統治を任せる一方で、彼らに多少なりとも甘い汁を吸わせてもいい、
そんな構造は、基本的にはほとんど変わっていないと言い切ってしまいます、w。
やっかいなのは、全国的にこの構図が出来上がっていると同時に、
各地方ごとに、あるいは人民解放軍の各軍区ごとにこの構図が存在してしまっている、ということです。
よく中国で話される言葉として、
「上に政策あれば、下に対策あり」というのがあるんですが、
一党独裁であるはずの中国でこの言葉が当たり前に語られていること自体、
中共中央のご意向がどれくらい下にまで行き渡っているかと、
つい勘ぐりたくなるわけです。

今、王岐山率いる党中央規律検査委員会が、
中共のお偉方の不正摘発に邁進し続けているわけですが、
どうもここにきてネタ切れしてしまっているのか、
あるいはさらなる激烈なる政治闘争の中で埋没してしまっているのか、
党中央規律検査委員会書記たる王岐山の暗殺未遂みたいなネタばかりが目立ち始めていて、苦笑、
肝心の大物摘発がストップしまっているように思います。
末端のちまちました幹部の摘発は相変わらず進んではいるんですがねえ。
とはいえ、この末端の奴らにしても、
平気で日本円で1億だの2億だのの不正蓄財をしたりしているわけですから、
中国の歴史的にはある程度許容されているとはいえ、汗、
いまどきとしては、十分にハチャメチャではありますが。

まあ、なんでこんなことを思いつくままに書いているかというと、
アメリカの4年に一度のお祭りが終了したあとは、
今年は中国で5年に一度のお祭りが秋に控えているからです。
すなわち、中国の中枢たる第19期政治局常務委員が10月に新たに決まるわけです。
通常、総書記は10年任期とされていますので、
このまま常識的にいけば、習近平は留任ということになるわけですが、
常務委員の年齢制限みたいなあやふやなものが実はありまして、
7人いる常務委員のうち、習近平と首相の李克強以外、全部お辞めになるはずなんです。
5人も入れ替えとなると、将来の中国のトップになりうる人もここに入ってくるわけで、
長年、中国をウォッチしてきた私にしますと、
もう興味津々以外なにものでもない、藁。
しかも、一部巷間の噂に寄れば、習さんは5年後どころかさらに5年先まで、
トップを維持しようと狙っているという話もあったりして、
アメリカ以上の権力闘争が見えないところで行われているのは明々白々、w。

とりとめもない文章になってしまいましたが、
今年の中国......の権力闘争は大注目、だと思います、たぶん。
となると、国内闘争が激しい分だけ、対外的には思い切ったことが出来ないのでは、
というのが今年の私の中国に対する予想です。
もちろん、人民解放軍が勝手に暴走する可能性もあるとは思いますが、苦笑。
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