安倍晋三君の言うところの28兆円の話

派兵準備完了!

最近というか、参議院選挙が終わってから、
安倍晋三総理は、ことあるごとに大型経済対策を打つといい、
そして、大胆に、大胆に、28兆円規模の景気対策を行うと、
声高に叫んでいます。
何だかなあ、どこに財源があるんだろう、
プライマリーバランスの件はどうなるんだろうと、
思っていた人も多いかと思います。
そしたら、日経にこんな事が書いてありました。

経済対策を閣議決定 事業規模28兆円、国・地方の歳出7.5兆円
2016/8/2 1
 政府は2日夕、経済対策を閣議決定した。リニア中央新幹線の整備を最大8年前倒しするなどのインフラ整備や、年金の受給資格の25年から10年への短縮などを盛り込んだ。財政投融資などを合わせた事業規模は28.1兆円に上り、過去3番目の規模となった。
 経済対策は「未来への投資を実現する経済対策」と銘打ち、国と地方の直接の歳出(真水)7.5兆円を投入する。国の支出は6.2兆円となる。
 複数年度の執行となり、4兆円を2016年度の2次補正予算案で、残りを17年度の予算案や特別会計で編成する。赤字国債の発行は見送り、公共事業などに使途を限る建設国債を4年ぶりに発行して財源を賄う。民間企業への融資にあたる財政投融資は6兆円を投じる。


今回の28兆円って、複数年度の執行なんですね。
単年度で行うということではないんですね。
しかも、事業規模という言葉がくせ者でして、藁、
融資や民間企業の支出も含まれてしまうわけです。
たとえば、JR東海がリニアを作るための工事費をとりあえず単年度で
政府援助や融資で5兆円使うとしたら、
それがそのまま総理のいうところの事業規模というものになってしまうわけです。
日経に書かれているように、
地方も含めての予算規模は7.5兆円、
国の実際の支出は6.2兆円でしかないのです。
それも複数年度執行でです。
さらに調べてみると、2016年度補正予算では6.2兆円のうち、
実際に使われるのは、約4兆円で、
残りの約2兆円は来年度執行ということになるようです。
かつて安倍内閣は、その政権発足早々の2013年1月に予算規模10.2兆円の経済対策を打ち、
さらにその年の年末には予算規模5.5兆円の経済政策を行いました。
それに比べると明らかに今回の経済政策、
28兆円とか大胆だとか言っている割には、
底が割れている、しょぼい対策だということがわかります。
というか、もう、これだけの対策しか打てない財政状況なのかもしれませんし、
そういうふうに財務省に丸め込まれているのかもしれません。
そのあたりのところ、完全に市場に見透かされているようで、
今日も日経平均は300円以上下げました、苦笑。

まあ、こういうすぐ底が割れてしまう数字のレトリックで誤魔化すしかないところが、
今の安倍政権なのかもしれませんね。

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