
ちょっと気になっているので少しつぶやいてみたいと思います。
今日も東京の株式市場は3.71%の下落で16,416.19まで落ち込みました。
昨年の同時期、16800くらいでしたから、この1年はなんだったんだ状態です。
市場関係者やエコノミスト、はたまたマスコミのの多くは、そして、政府の閣僚まで、
この株の下落は中国経済が失速していることと原油安のせいにしていますけど、
そうなんでしょうかね。
今日のアジアの市場を見てみると、下げ幅が一番大きいのは香港です。
その次に日本なんですが、
このふたつの市場があまりにも下落のスピードが速すぎます。
アジアの市場はこのここのところふたつに引きずられているといっていいかもしれません。
上海市場はというと、たぶん、政府が陰に陽にてこ入れしているみたいで、
3000ポイントを境に上下しているといったかんじです。
おそらく世界の金融関係者は、上海に関しては、
悪化すれば政府がなりふり構わず介入してくることを承知しているんだと思います。
今、下落幅が拡大している香港と東京に関しては、
株価を食い止める手段を持ち合わせていない、と踏んでいるのではないか.....。
黒田バズーカが有効でいられるのは半年がいいところ、
というのが、2回目の金融緩和でわかってしまったわけです。
さかんに黒田さんも経済界もそして麻生さんも
日本のファンダメンタルズは悪くないと口をそろえていますが、
設備投資も伸びない、消費も伸びない、という状況で、
そんなに簡単に悪くないと言い切れるのか、まさに、? です。
しかも、政府・与党は軽減税率を決めて消費税アップを進めようとしています。
この状況でどうして消費が増えるのか、
私のような素人でも、マスコミ・財界・政治家は何を言っているのだろうと、
不思議に思ってしまいます。
その上で、1億総活躍社会といわれてもねえ。
老若男女みんなで働かないともう危ない社会なのかと、
つい愚痴をいいたくくなります。
現段階では、欧州も全面安、各国軒並み2%以上の下落です。
そもそも、ドイツを筆頭に欧州もまたファンダメンタルズはいいとは言えないでしょう。
ドイツなどはVWの問題が尾を引いてとてもじゃないが、
欧州を牽引していく力などないはずです。
安倍内閣のこの3年間、
マネーゲームは盛り上がったけれど、それでどうしたんですかの3年間になりつつありますし、
下手を打つと奈落の待っている1年間になってしまいそうな、
そんな空気が漂い始めているのではと思う次第です、汗。