今年の中国はどうなる?

鼓楼

毎年、年頭にその年の中国がどうなるか、
勝手に予想しています、藁。
今年もポワンと予想してみたいと思うわけです。

中国といえば、今朝あたりから一部マスコミでかなり手厳しく報道されていますが、
病死した豚を横流しするという事件が早々に表面化しました。
なんでも逮捕者が110名も出たとか。
ラジオで元産経ねの特派員だった福島香織さんが、
最初に横流しした畜産農家の人はそれほど悪意はなかったのではと語っていましたが、
私もそんな気がしました。
おそらくは病死した家畜とはいえ、食べられないことはない、
もったいないという気分が先行していたんだと思うんです。
農家の人とはその程度の認識なんですが、
それを悪用してもうけようという輩が、
仲買人はもちろんのこと家畜保険の業者も、
あるいは、こういった問題を取り締まるための役人も含めて、
構造的に金儲けに突っ走っていることが深刻な問題なんだと思います。
民間と役人の金儲けのもたれ合いが、
末端から上層階までまんべんなく巣くっている状況は、
かなり危機的といわざるを得ないでしょうね。
モラルとかそういうものが欠如し、
自分さえ良ければという人々が相変わらず増え続けていると言うことは、
いずれ我が身に返ってくる、
中国という国の信用に大きなダメージを与えることになるでしょう。
こういったモラルの欠如はあるいは、
中国共産党の一党独裁というシステムに起因することなのかもしれません。
しかし、それだけで片付けてしまうのも無理があると思います。
急激な経済成長の歪みが生んだ格差の大きさが為せる技なのではないでしょうか。
経済成長だけではない、別の価値観が中国人の間に生まれないと、
相変わらず、金儲けのみに走る役人とそれにすり寄る人々は減りはしないでしょう。

我が家の周辺にもふつうに中国人が商売したり住んでいたりしますが、
彼らにモラルが欠如しているかといえば、
郷に入れば.....ということを承知しているのか、
ふつうに日本の社会に溶け込んでいたりします。
中国という社会が思いの外成熟していないからこそ、
次から次へと問題外の事件が起きるのでしょう。

あるいは、中国の一党独裁体制というものに、
いまこそ自浄能力が問われる年なのかなと思うわけです。
ギリギリのところにすでに中共は来ている、そんな気がします。
習近平がどんな豪腕を見せるのか、
単なる権力闘争の一年で終わってしまうのか、
正念場であることは間違いないでしょう。
間違っても内政が芳しくないからといって外に目を向けさせるような、
愚かな手法だけはとってほしくないものです。
仮に世界同時不況がやってきたとしても、
中共に自浄作用があれば、
なんとか踏ん張りきれるはずですから。


とまあ、非常に中国に好意的に語ってしまいました、苦笑。
中国がドタバタすることは、いいようで決して日本にはプラスではないですからねえ。w
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テーマ: 今日のつぶやき。 - ジャンル: 日記

コメント

  • 2015/01/14 (Wed) 11:52

    もう20数年になるんですか、小生が中国と継続的に付き合うようになってから。うち15年くらいはその地に住んじゃってますからね、もしかしたら斯く言う小生こそ、中国を客観視できていないかもしれませんが、藁w

    まず、中国に住みたいかと問われれば、小生はもう住みたいとは思わないですね。とにかく物価が純粋に高いし、仮に日本に比べて絶対的に安くても、信用度が全然低いので相対的に高く感じて全然オトク感が無いんですよね。

    とにかく、今の中国って全てにおいて信用が無くなってるわけです。即ちモラルの低下が原因なわけですが、よりによってモラルが高くてしかるべきトコに限ってダメなんですよね。

    その筆頭が病院。そして食堂や食材商店などの食品関係なんかの信頼度が極端に下がってますね。今、日本から中国に赴任するなんてのは、確実に寿命が縮まるというか、大病を発生さすリスクをかなり引き上げる行為に間違いないです。

    まぁもう二代目も仰ってますけど、全てにおいてモラルが低下してるのが原因で、他の価値観が出てこない限り転換するのは難しいですよ。その有力な一つがライフワークバランスの見直し、つまり「幸福とは何か」を再定義することですけど、どこまで自分を変えられるんでしょうかね。

    その芽は確実に伸びつつあるんですよね。
    例えば房奴、車奴なんていう新しい単語はありまして、今の生活が経済的にギリギリで、何のために生きているのか分からない、と自問してるわけです社会全体で。

    事実、あと20年もして今の50代が働けなくなり、面倒を見てもらうときが来たら、多分今の価値観というかライフスタイルは維持できないはずです。夫婦2人が、両親4人と大学生のガキ1人を一体どうやって面倒みるというのか。普通ならまず経済的にも時間的にも、物理的にも不可能じゃないですか。どうやってやり過ごすつもりなんでしょうかね、彼らは。

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2015/01/14 (Wed) 22:11

    80年代から中国をちょっとずつだけどずうっと見てきている私にかすると、
    なぜこんなにも食が安全でなくなったのか、
    アングリとせざるを得ません。
    この20年ばかりの記録的な経済成長に浮かれていたのかと、
    問いただしたくなりますけど、
    まあ、日本の80年代後半もじつは同じようなものだったのかもしれません。
    ただ、かろうじて日本が今の中国ほど悪くならなかったのは、
    やはり多少なりともモラルがあったからだと思います。
    日本人のどこかになりふり構わず金儲けに走るのは、
    恥ずべき事なんだという意識が働いていたように思います。
    司馬遼太郎的な言い方をすれば、「名こそ惜しけれ」とでもいうのでしょうか。
    昭和になってもずうっと江戸時代の武士の文化の残滓があったともいえそうに思います。

    あるいは、バブルの崩壊のあとの10年なり20年なりが、
    じつは日本人のモラルの崩壊を食い止めたのかもしれません。
    バブルの頃のいけいけどんどん状態から、
    ちょっと待てよと立ち止まる時間を与えてくれた、といったら言い過ぎでしょうかね。
    価値観の多様化とでもいいましょうか、
    幸せの形の多様化とでもいいましょうか、
    そういうものが少しずつ根付いてきているように思います。
    相変わらず、いい学校へいって素敵なサラリーマンになるという幻想を、
    持ち続けているみなさんも多いことは多いんですが、w。

    房奴や車奴という新語が生まれてている今の中国は、
    かつての日本と同じように一度バブルが弾けることで、
    生き方の多様化の模索が始まるような気がします。
    一度立ち止まってうしろを振り向くことが中国には必要なのかなと思います。
    もちろん、これは中共にも言えることで、
    それをする度胸がないと中共も必ずリセットさせられるときが来るでしょうね。

    • トルファン #-
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  • 2015/02/05 (Thu) 15:51

    小生はですね、中国に居る間ずっと、なんとなくですがデジャヴを感じ続けてたんですよね。なんか昔こういうのあったよな~、みたいな感じ。日本では社員旅行なんてほとんど無くなりましたが、中国では無くなるどころか立派に社員の権利の一部として存在感を醸し出していますし、国内はもとより海外旅行に行く人も増えましたし、クルマもかなり庶民に普及してきました。大気汚染なんかの公害問題なんかもそうです。昔、小生がガキだった頃(70年代~80年代前半)の日本に似ているなぁ、と。

    日本の場合、景気の波を経験してバブルが来て、そのあと長きにわたる不景気に落ち込んでるわけですが、中国も日本と同じような経路を辿るんでしょうかね。

    奇しくも先日、中国は公定歩合を0.5%下げました。これは景気の刺激と元高の是正を目的としていると思われますが、日本と同様、内需を掘り起こさない限り根本的な解決にはなりません。その肝心の内需は、中国の地価に依存している部分がまだ多い以上、あまり期待できそうにもないです。08年秋のリマーンショック時の対策として超の字がつく大規模こな公共投資を行いましたが、その影響でインフレがガンガン進んでいる以上、これ以上の不動産取引の増加=地価の上昇はもう余地が残されていません。それでもまだ公共投資は止めませんが、既にもう中国の場合、打てる手は既に打った感が強いと思います。14年のGDP成長率が7ポイント何パーセント有るわけですが、真水の部分が一体いくらあるのか、誰にも分かりませんが、かなり薄いのではないかと小生は思いますね。

    つまりだ、15年の中国は、経済的には忍の一字、ガマンの年になると小生は思います。なりふり構っていられず、日本にもすり寄ってくるというか、引き締めた手綱を緩める方向に振れると小生は思います。安倍が余計なことをしなければ、日中関係は良い方向に行くはずと小生は思うんですがね、でもヤツは空気嫁無く余計な事をする典型だから、どうなることやらw

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2015/02/07 (Sat) 21:53

    確かに中国はかつての日本とダブるところがありますよね。まだ、中国は内需を掘り起こすのは可能でしょう。絶対的な人口の多さがそれを可能にすると思うんですよね。もっと中流を増やせるはずなんですけど、そうなるまえに一頓挫しそうなのが今の中国であるともいえます。下層の老百姓の賃金のアップよりも明らかにインフレのほうが速いスピードでアップしています。これでは潜在的な内需を掘り起こせません。
    すでに中国の不動産はかなり焦げ付きはじめて下落が顕著なっています。中国中に鬼城(ニューゴーストタウンともいえる街)が急増しているわけです。金融緩和のだぶついたお金が鬼城になっているとしたら、いくら政府が救済したところで破綻は間違いないところ。
    中国にとってさらにまずいのは、賃金の上昇が外資の撤退を加速させていると言うこと。2015年という年は、中国にとってターニングポイントになる年なのかもしれませんね。
    これで世界的な不況が来たら、不況慣れしていない中国はかなりきついことになるでしょう。

    安倍さんは世界中飛び回っていますが、結局、どこへ行っても空気が読めないで余計なことを言ってますから、中国からのサインを敢然と見落とすんでしょうね。そして、国益を損なう、苦笑。日本のためにも安倍さんはまた体調不良になったほうがいいと思いますね。

    • トルファン #-
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  • 2015/02/10 (Tue) 18:03

    中国の内需ってどう堀り起こします?
    家、クルマ、家具、内装?どんな手がありますか?

    家ってもなぁ、今の時点で結構空き家があってもまだ作るんですかね?今よりも安くして売る?まぁ可能ですけど地価の暴落招くに決まってますw クルマをこれ以上売るってか?ソコソコ売れるとは思いますが、顕著な伸びを期待するほうがムリってもんです。

    あとは給料上げるしかないと小生は思ってんですがね。
    当然、製造コストはそれだけ上がって輸出産業は打撃うけるですが、背に腹は代えられませんからね。

    ね、ご覧の通り、結構中国の内需拡大は至難の業、打てるべき手は基本的に全部売っただと小生は思ってるですけどね。

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2015/02/11 (Wed) 21:53

    内需を掘り起こすためには、ひとえに実質賃金のアップが必須です。これなくして内需アップは有り得ないでしょう。
    かつての日本がこれだったわけです。
    結果、国内の産業構造が大幅に変化して今に至るわけです。
    賃金アップは当然コストアップとなるわけですから、
    国際競争力は落ちてしまいます。
    中国としては、物価と賃金アップのバランスを保ちながら、
    いまだ中流になれない層をてこ入れしていくしかないはずでか。
    この間、外資は逃げ出すでしょうし、
    中国企業もかつての日本と同じように生産拠点を海外に移す....。

    日本の場合、1990年頃からの20年を失われた20年とかいっていますが、
    これは日本に限ったことではなく、先進国はみな陥っている現象なわけで、
    中国が人民の賃金上昇を容認すれば、
    日本と同じような現象が起こるかもしれません。
    ただ、中国の場合、富の集積があまりに偏っているということと、
    独裁政権だということを考えれば、
    強引に富の再配分へと舵を切ることは可能だと思います。

    • トルファン #-
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  • 2015/02/13 (Fri) 11:23

    内需の拡大に実質賃金の上昇が必須、というのはわかります。
    じゃあ日本を例にして見てみましょう。
    日本でも内需を拡大しようとすると、更に賃金が上昇した結果、インフレになります。その時点で、賃上げがチャラになってしまいます。そこで、「実質」の賃上げは結局、架空というか「名目」の賃上げ、GDPアップとのいたちゴッコに近いモノがあります。

    次に、仮に賃金が伸びなかったとしましょう。しかし日銀が市場にエンを大量に投入した結果として円安が進行し、相対的に国際的な価格競争力が上昇して忙しくなり、その結果として賃金が上昇する、というサイクルが考えられます。よって、国内需要が無くても為替差で賃金の上昇を演出できるケースもあります。

    従って小生は、「内需の拡大」と言う時の「内需」とは、賃金の上昇も必要ですが、あくまでそれは結果だと考えます。本来の意味での内需拡大とは、純粋に経済活動で要するものというか、要は日本国内における設備投資等の資本財の需要増と、それに伴う流動資産の回転増が必須と考えています。結果、引き起こされるのが賃金の上昇であり、経済の活性化ではないかと。

    一般的に公共投資というと一発屋、一過性の効果しかイメージされませんが、結局その資本を如何に多く回転さすことに予算が使われていないこと、有権者や納税者の注目もそこまでイッてないことが公共投資悪玉論の最たる原因じゃあないかと思っているのですが。従い、アベノミクスの第三の矢というのは公共投資であり、そしてその回転であると小生は思いますね。

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2015/02/14 (Sat) 22:39

    内需の拡大って、詰まるところ、お金を消費したり事業に投資したりする気になれるかというマインドが大きく左右すると思うんです。
    アベノミクスがこけつつあるのは、内需マインドを一気に冷やしたためと、それと第3の矢をどうしたらいいかわからないでいるせいなんだと思います。
    なぜ、公共投資にもっと金が動かないのかということになると、
    昔のように公共投資が内需に跳ね返らないからではないですかね。
    国民全体で貯蓄より消費という機運が盛り上がらないと、
    いつまでたっても内需は進行しないよう気がします。
    あるいは日本全体がエコ癖がついてしまってそれが美徳と思っているところがあるのかもしれません、苦笑。
    そもそも私からして欲しい物がない、藁。

    で、中国なんですけど、まだ下層の裾野が広すぎるんです。
    しかし、この下層の広さが内需へ向かわせる要素になるはずなんです。
    彼らに購買力が出れば、大きな内需へと転換するはずなんですけど、
    じつはそれがえらく難しいのが中国でして.....。
    しかも下層民の少し上の人たちも、将来に対する不安、
    それは福祉がまるで整備されていないということなんだと思うんですが、
    こんな状況ではなかなか購買意欲はわかないでしょう。

    まあ、中国の持たざる民がみんな持てるようになったら、それはそれで世界的な脅威にはなるんでしょうけど。

    • トルファン #-
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