黒田バズーカってなんなのだ

冬の銚子丸 (1)

ずうっと釈然としない気持ちを抱えたまま、今日に至っています。
黒田日銀総裁の金融緩和とはなんなのか、いうことです。
ことあるごとに金融緩和に言及し、
実際に年間のマネタリーベース80兆円も増やすと言い切っています。
よくわからんのですが、景気が悪いときに、
市場にお金をジャブジャブ流せば、みんな消費に走り、
景気が良くなると思っているのでしょうか。
お金を使いたくなる心理って、どういうことなのかと、
自分なりに考えるわけですが、
ひとつには消費に回せるだけのお金が手元にあるというのが、
大前提だと思うんですよね。
すなわち、賃金の上昇が無い限り、
なかなか消費マインドは上昇しないと思うんですよね。
ふたつめとして、仮に賃金が上がらないとしても、
将来的に多少なりとも楽観視出来るような何かが見えれば、
まあ、少しは消費を考えてもという気分になるんでしょうね。

冬の銚子丸 (8)

ところが実際には消費税とか復興増税とか医療費値上げとか、
この2~3年、ほとんどが取られてしまう話ばかり。
とくに家庭を持つ人々は、将来、この国がどんな国になるのか、
明確なグランドデザインが提示されないまま、
増税されているわけですから、消費マインドが上向くどころか、
消費しないということがトレンドにすらなっているようにです。
そして、相変わらず実質賃金は上がっていない......。

是非、黒田さんにお伺いしたいのですが、
いったい、黒田さんはどこまで円安を容認するのでしょうか。
すでに1ドル120円の大台に乗らんとしているわけですが、
これによって、物価がじりじり上がっているのははっきりしています。
せっかく、原油価格が急落しているのに、
その恩恵をまるで受けていないのが今の日本です。
株価が1700円台にまで上昇したと、
黒田さんのバズーカを評価する経済評論家がいますが、
株価の上昇がはたしてどれほど一般国民に還元されているのでしょうかね。
株価が上昇して大企業の収益が上がったとしても、
それが賃金に反映されない限り消費マインドは上昇しないでしょう。
結局、株を持っている人だけが得しているというのが現状でしょう。
いわゆる富の再分配がまったく機能していないわけです。

黒田さんはことあるごとにインフレを容認していますが、
賃金が上がってこそのインフレ容認のはずです。
賃金が上がる見通しのないまま、バズーカ砲を放って、
円安をどこまで進行させるつもりなんですか?
さらにいえば、経済が上向かないまま、
市場にお金がだぶついたら、お金の行く先は、実体経済ではなく、
金融、すなわちマネーゲームへと流れてしまうのではないでしょうかね。
経済が真水を欲しがっているからマネーサプライを増やすというのが当たり前の姿だと思うのは、間違いなんでしょうかね。

日本にとって現状ではどれくらいの円安レベルが適正なのか、
黒田さんやあるいはトレーダーの皆さん、
はたまた経済評論家は真剣に議論して欲しいものです。


追伸
つい妄想的に考えてしまうのですが、w、
円安に引きずって行っているのは、原油を高値に固定して、
原発稼働を促進させようとする皆さんの陰謀なのでは....汗。
最近では、40年以上経過した原発すら稼働させようとする動きがあるんでねえ。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する