安倍政権は八方ふさがりか?

いしばさん

昨年末からこの3月まで、
どうも安倍さんが描いた順調な政権運営というやつが、
うまくいっていないようですね。
つまづきの最初は、もちろん、例の靖国参拝です。
米国はおろか、政権の番頭たる官房長官まで参拝中止を求めたようですが、
結果、強行して、喜んだのは一部のネウヨだけだったみたいです。
そもそも、単純に国益とかを考えたら、
靖国参拝することにどんな意味があるのか、どうもわかりにくいですね。
年明けから米国はもとより欧州でも安倍首相は、右翼だというレッテルを貼り始めています。
これって、日本にとっていいことではないでしょう。
まして、米国との関係をいえば、
戦後レジュームからの脱却とは、米国との関係の見直しを含んでいると疑われてしまう要素があるでしょう。

経済的なことを言えば、
もうじき消費税がアップしますが、
中小企業の多くは、給料のベースアップは難しいというところがほとんどで、
そうなれば、消費税アップは間違いなく消費が冷え込み、
景気の悪化は既定の事実になってしまいそうです。
一昨日ですが、マスコミは地価がアップしたことを報道していますが、
これって、現状ではあまり景気にとって好ましいことではないでしょう。
消費税アップと地価アップで、不動産売買が低調になる可能性大です。
株はといえば、年初から乱高下していまして、
どちらかというと、買い材料が無い中でのクリミア半島不安ですから、
基本的に下げ基調です。
当然、消費税アップによる消費減退が怒れば株価もさらに下げ基調になるでしょう。
日銀がいくら量的緩和をしたところでねえ。

安倍昭恵

クリミア情勢といえば、
これも安倍さんにとっては好ましくない状況です。
安倍さんくらい、ロシアと仲良くしたくてしょうがない首脳もいないでしょう。
ドイツのメルケルさんが僅差でおっかけているかな、苦笑。
中韓との関係悪化は、
中韓にも、とくに韓国にかなり責任があると思いますけど、
では、安倍内閣に責任はないかというと、むしろ火に油を注いでいる感からあります。
中韓ともメンツに国ですから、それをあからさまに潰すようなことをすれば、うまくいくはずもないでしょう。
安倍さんにしてみれば、プーチンとの関係が良好であることが、
中韓に強気に出られる要因ともなっているのでしょうが、
クリミア問題では、日本はどうしても欧米、とくに米国と共同歩調を取らざるをえないわけで、
一気に日・ロシア平和条約とワンセットで経済関係を強固にしようとしていた安倍さんにとって、
誤算以外なにものでもなかったはずです。
せっかく、ソチ五輪でプーチンと会いにって恩を売ってきたのにねえ、苦笑。
まあ、この五輪開会式参加は、
米国にしてみれば、安倍さんのフライングと見なしているむきもあるみたいですけど。

もしかして、安倍首相の戦後レジュームからの脱却とは、
ずうっと米国に従い続けてきた日本からの脱却なのかも.....と妄想してみたいと思います。
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コメント

  • 2014/03/21 (Fri) 03:44

    なんて言うんだろう?
    安倍チャンは本当の意味での政治家じゃあないですよね。

    現代の政治家ってのは、経済をハッテンさす為にいるわけです。
    つまり金儲けができないと、いかに清廉潔白であっても大失格ですから、そこにまず大きな資質の有無を問われます。

    そして政治家ってのは、100点満点を取るのが仕事じゃあないわけです。清濁併せ呑んで利害の対立する相手と妥協点を探るのが仕事なわけですから、100点なんかもとより取れるわけがないんです。そういう仕事をしているかというと、どうもしているようには見えない。

    そしてその妥協点で納得して貰うよう、なんとか言ってだまくらかしてでも自陣を納得せしむるのが政治家の説明責任であり、もう一つの大きな仕事なわけです。だから厚顔無恥でないと務まらないし、腹黒で腹芸に秀でていないと政治家は仕事なんか出来ないわけです。そういう意味でも安倍チャンは言語明瞭意味不明の典型のようで、小生は非常に心許ない印象がありますね。

    いずれにしても、日中関係に限って言えば、自分の立場だけ主張して突っ張るのなんかアホでも出来る訳で、表面上対立してでもウラでは経済のハッテンを促すような努力は最大限しろよな、と言いたい訳です。そういう手が全然打ててないように見えますね。

    • 切れ込み☆隊長 #-
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  • 2014/03/21 (Fri) 23:43

    まあ、安倍ちゃんだけが悪いわけではないんでしょうけど、
    それにしても、政治家の質が落ちているのは間違いないんでしょうね。
    鳩とか菅とか野田とか言う人たちもそうですけど、
    この国のグランドデザインが描けない人ばかりなんですよね。
    角栄君を例に出すのもなんですけど、
    日本列島改造論なんかは、非常のわかりやすい構造改革の形だったんだと思うんですよね。
    典型的な中央コントロール型の国だった日本を、
    地方への分散という形で変えようとしていたわけでしょ。
    エネルギーの多角化という点でも角栄君は積極的に動いていたわけでしょ。
    東南アジア外交の重視や対ソ関係の改善なんかとてもわかりやすい処方箋だったと思います。

    では、安倍ちゃんはというと、中韓が隣国であることを忘れて、
    自分の思いのままを押し通そうとして突っ走っているわけですし、
    原子力の問題にしても、この国の形を提示しないまま、
    安直に原子力を基本エネルギーとするような発言をしちゃうわけでしょ。
    もしかすると、戦後レジュームからの脱却というのが彼の唯一のグランドデザインなのかもしれませんが、
    これがいったいどういう日本を描こうとしているのか、
    きっと、ほとんどの日本人はわからないと思います。

    それでも今の自民党に次の総裁を狙って、
    安倍ちゃんとは違う政策を掲げて切磋琢磨しようなんていう政治家がいれば別ですけど、
    まったくといっていいほどそういう動きがないわけで。
    たたき上げの政治家がどんどん減って、
    2世議員が増えている結果なのかなと思ったりもします。
    あるいは、小選挙区制という制度が政治家を小粒にしてしまっているのかもしれません。
    民主主義の制度疲労なんてことじゃないことを祈ります。

    • トルファン #-
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