PM2・5の話

PM2・5

日中関係が悪化すると、
まあ、以前から話が出ていた微小粒子状物質の問題が、
声高にクローズアップされたりします。
確かに、2010年初夏の北京市内に青空は無かった、苦笑。
ちなみに万里の長城がある懐柔県は、北京市内から2時間から3時間なんですが、
真っ新の青空が広がっていました、w。
そういえば、11月の上海も知っていますが、
上海はけっこう青かったです。

で、今日はそんなことをいいたいわけではありません。


PM2.5騒ぎ 中国だけが原因じゃない 環境省の対策に遅れ
2013年2月23日東京新聞

中国で深刻化する大気汚染の微小粒子状物質「PM2.5」が、日本にも飛来し、騒ぎになっている。
実は、東京都内など都市部のPM2.5は、以前から環境基準を超えていた。
国内の車や工場の排出ガスが主要な原因だ。日本は公害を克服したとされるが、国のPM2.5対策は置き去りにされたままになっている。


確かに中国の大気汚染は深刻というにはもう遅すぎるくらいなのですが、
安易に日本の大気汚染と結びつけて、
対立を煽るかの如くのマスコミの騒ぎ方には、どうもなあ。
そういう意味では、東京新聞は異端かも、苦笑。


PM2.5の安全基準が日本で制定されたのは2009年9月9日なんだそうですけど、
1年平均値15μg/m3以下、かつ1日平均値35μg/m3以下となっています。
ちなみにWHOの基準は、1年平均値10μg/m3以下、かつ1日平均値25μg/m3以下となっています。
(http://aruconsultant.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/pm25-4218.htmlより)
日本の基準はちょっと甘チャンなのかもしれません。
ついでにいうと、
東京はごく当たり前に日本の安全基準を超えちゃってます。
本当に中国のせいだけなのか、もうちょっときちんと観測してもらいたいですね。



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テーマ: 環境問題 - ジャンル: ニュース

コメント

  • 2013/02/24 (Sun) 18:59

    よく...でもないけど時々小生は北京に行くんですけど、何故か北京に行って、今日空気悪いなー、と思った事はほとんど無いんですな。むしろ上海の高架や蘇州の自宅から見る遠景が霞んで見えなくなってるケースのほうが目につくほどでして。

    つーかそもそもオレらがガキの頃だって、相当スッモグだの光化学ナンタラだのは酷かったワケで。あれから30年、40年経って今の40代・50代が皆肺癌だの肺気腫だの、淋病・梅毒に罹っているかというとそうではないですからね。日本人がこの汚染でギャーギャー騒ぐのは、なんかちょっと違和感有りますよ。

    ただ日本の場合、確かにそこから、どうにかすんべと色々官民挙げて対策を打ったからこそ、水も空気もどうにか改善されてるわけですけど、中国は果たして効果的な対策を施せるのか否か。環境のイジと経済ハッテンとをどう両立させんのか、この手のニュースは、今からが正念場というのがキーじゃないか、と。

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2013/02/25 (Mon) 22:47

    >日本人がこの汚染でギャーギャー騒ぐのは、なんかちょっと違和感有りますよ。

    私も光化学スモッグ注意報世代なんで、藁、違和感ありありです。
    まあ、てめえらのやってきたことを棚に上げて、というのは、日本人に限らず、人類全体の一大特徴ですから、まあ、仕方ないんですが。
    でも、よくここまできれいな空気にしたなあというその努力もたいしたものなので、
    なんとか、日本が中国人の鼻を明かすべく、最先端の空気清浄化技術を大々的に提供するのもまた一考かと。
    なんだか、猪瀬みたいなこと、言っちゃった、w。
    それにしても、そろそろ真剣に環境問題に手をつけないと中国はごみだめになっちゃいますぜ、ホント。

    • トルファン #-
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  • 2013/02/26 (Tue) 04:17

    色々お国の事情は違うんでしょうけどね、例えばPM2.5の数値で言えば、日本はほとんど50未満ですよ。何故か九州をはじめとする西日本で少々50を超えてますが...何故だろう(棒読み

    んで、中国で日本並の空気を求めるならどこになるか?
    オンタイムの汚染マップで見ますと、例えば今日の昼間ならば、中国は貴州省や雲南省でもまず100は超えてます。西寧ですら200前後なんですよ。さらに目立つのは西部の西安や、山東の各都市ですね、思いっきり400超えちゃってますw 西寧でも200前後、海南島ですら海口でも3ケタですし、三亜では100ちょっと前でした。もう中国ではね、めっちゃくちゃ田舎の山ん中に行かないと、日本並みの空気は味わえないということなんです。それだけ今の中国は酷い状況なんですよ。

    でも逆に言えば、日本が空気を取り戻したように、中国だって「きちんとやれば」できるはずです。でも断言しますが...絶対に無理ですw だってそんなことしたら、経済成長鈍っちゃいますから。新しいビジネスチャンスだと思えばいいのにねw

    • 切れ込み隊長 #-
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  • 2013/02/26 (Tue) 23:25

    中国って、かつての毛沢東時代は、流通がことのほか遅れていたので、
    各省毎に、すべて基本的に自給自足をしていたわけでしょう。
    貴州省のような奥地に、発電所、鉄鋼所、自動車産業等々の全てそろっていたのも流通がまったくといっていいほど遅れていたから。
    貴州省なんて、重工業には適した土地ではないですからねえ。
    貴陽のスモッグなんて、それこそ1980年代から有名でしたから。
    似たような状況は、四川省でも陝西省でも広西自治区でもあったわけで、
    しかも、質の悪い石炭を今でも燃やし続けています。
    奥地だからこそ、スモッグが対流しているのかもしれませんね。
    ですから、少なくとも100万人くらいの都市は、すべて、汚染がヒドいと考えてもいいのでしょう。
    まあ、どこまで経済成長を追いかけ続けるのか知りませんが、
    環境に注意を払うほど、今の地方政府には金もやる気も無いと思います。
    手っ取り早く金にならないですからね、環境ビジネスは。

    • トルファン #-
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