揺れる重慶

昨日は、まるで映画か小説のような、
不可解な英国人実業家の怪死について載せましたが、
今日は、あらたに浮上した重慶スキャンダルを載せます。

毛新宇と朱和平

今回の注目は、画像右側の方です。
人民解放軍重慶警備区司令の朱和平少将です。
ちなみに、左の太った方は、
このブログに何度か登場していただいた毛新宇少将です。
とっても仲良しに見えますが、
このお二方のおじいさんも仲良しでした。
毛沢東と朱徳です。
仲良く握手しているふたり、
それこそ、おじいさまのご威光があってのこそ。
いわゆる典型的共産党貴族、すなわち、太子党です。
その朱和平氏、軍の査問を受けているみたいです。

传重庆警备区 司令员受查
am730
2012-03-30
中国人权民运信息中心指,重庆警备区司令员朱和平因当地基建等问题,被成都军区调查。
报道指,54岁的朱和平,於09年在前重庆市委书记薄熙来的协助下
,获得重庆一幅优质地皮,兴建培训设施外,同时兴建多栋豪华物业。



簡単に訳しますと、重慶の警備区司令官の朱和平氏が成都軍区からお呼びがかかり、
取り調べを受けている、ということです。
取り調べの内容ですが、09年に重慶市党委員会書記だった薄熙来の援助のもと、
重慶の一等地に軍の育成施設を建設したほか、同時に非常に豪華な不動産を建設したことについてと、
記事には書かれています。

薄熙来は、先日、重慶市党委員会書記を解任されたばかりですが、
彼もまた、太子党のひとりで、お父さんは、副首相を務めた簿一波氏です。
重慶スキャンダルは、王力軍という薄熙来の懐刀が、
成都の米領事館に飛び込んだことから始まったものですが、
中国お得意の政治闘争の匂いがプンプンしてきます。
次期総書記には、習近平副主席が内定というのが既定路線ですが、
重慶スキャンダルの展開次第では、
習近平の権力掌握は、なお時間がかかりそうな気配です。


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