小沢一郎元秘書裁判判決を考える・その2

東京高裁

小沢一郎よりはるかに小澤マリアのほうが好きなトルファンです、w。

さて、前回の続きから.....。

今回の元秘書3人の容疑は、政治資金報告書虚偽記載であります。
容疑になっているということは、虚偽記載が故意に行われた、ということなのでしょう。
政治資金報告書虚偽記載というのはけっこう起きていまして、
最近では、鳩山元首相や前原政調会長、
ちょっと調べてみますと、麻生元首相や野田聖子なども虚偽記載を行って、
修正を行っています。
で、今回の3人は、陸山会の土地購入費に充てられたとされる小沢氏からの借入金4億円を平成16年分政治資金収支報告書に、
返済金4億円を19年分収支報告書に記載しなかったなどとして東京地検特捜部に逮捕、起訴されたわけです。
ただ、本当に記載していなかったかというとじつは別の日にちゃんとしてまして、
そうなると、期日のづれが問題になっている、ということなのです。
これだけ見ると、どうも、修正して出せば問題なく、逮捕・起訴されてしまう話では無いと思うんですが、
実際にはまあ長々と裁判をするハメになっているわけです。
そこで出てくるのが、虚偽記載が故意であったかなかったかということなのですが、
そのために検察側は、中堅ゼネコン「水谷建設」からの裏献金があったという、
直接には虚偽記載とはリンクしないようなお話を持ってきて、
怪しい金を操作しているとして有罪へと持ち込もうとしたわけです。
前回、書いたように、
そもそも、「水谷建設」からの裏献金があったという事実認定が非常におかしな話でして、
判決文によると、
当時の水谷建設社長は胆沢ダム建設工事の受注に絡み、大久保被告の要求に応じて、04年10月に5千万円を石川被告に、05年4月に同額を大久保被告に手渡したと証言したが、ほかの関係者証言や客観的証拠と符合し、信用できる。
ということらしい。
さて、その客観的証拠というのはなにかというと、
石川被告に5000万円を「渡した」とする証人1人だけです。
他に何の確たる証拠もなく、5000万円を渡したというのですから、
あまりに水谷側の言い分を信用しすぎでしょう。
100歩譲って、もし、5000万円の裏金が石川被告へ渡ったと断定出来るなら、
それこそ、この一件は、贈収賄罪に相当するわけで、
まさに検察が捜査し、起訴に持ち込まなければいけない事件だと思います。

ただの和菓子屋のおとっつあんがネット上で調べただけで、
いろいろな疑問点が沸き上がってくるわけなんですが、
どうして、新聞等のマスコミは、もうすこしじっくりと判決内容を吟味しようとしないのでしょうかね。
どこのどのあたりがおかしいのか、
じっくりと検証してくれるマスコミが登場してくれることを願うわけです。
(東京新聞は多少検証した記事を書いていましたが、それでも論調はまず小沢悪しから入っています。)

最後にもうひとつ、
どうも、自民党と公明党が石川氏に対する辞職勧告決議案を出そうとしていますが、
こんなアホな判決を鵜呑みにして、決議案を提出しようなんてこと、
あまりにも短絡的すぎではないでしょうか。
こういう検察の意向に添ったような判決を認めていたら、
いずれ我が身にふりかかるということをおぼえておいたほうがいいのでは。
とくに公明党の皆さん、w、
いつ、国家権力に絡め取られるかしれたもんじゃあありませんよ。

そうそう、さっき見つけた江川紹子さんの判決に関する文章は、
非常にわかりやすく書かれていますので、
是非、読んでみてください。
http://www.egawashoko.com/c006/000331.html
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テーマ: 小沢一郎 - ジャンル: 政治・経済