バラグアイ戦雑感

2010

とりあえず、熱い6月が終わりました。
岡田監督の超現実的戦術転換によって、
日本中が湧いたという事実を思うと、
岡田監督のすごさをあらためて実感しました。
かつて、自分の戦術のためにはカズや北沢を切った、
岡田監督の面目躍如ともいえるでしょう。

それにしても、こうも短期間にドメスティクにチームが変わった例も、
そう多くはないでしょうね。
端的に言えば、岡田さんはもちろんなんですが、
日本代表に選ばれたメンバーの多くが、
それまでの岡田さんの戦術よりも、
堅守速攻のほうがワールドカップでは通用すると理解していた結果なのではと思ったりします。
だからこその順応の早さ、だったと私なんぞは思います。
もろちん、そう思うこと自体、
サッカーファンのたわごと、なのかもしれませんが、w。

さて、昨日のパラグアイ戦、
どんなふうに思われましたか。

正直言いまして、個々の選手のチームとしての献身的なプレイは、
見事としかいいようがありません。
とくに中澤は今できることすべてやり尽くした、と思いますし、
マルクスにもそれが言えると思います。
心底、よくやったと思います。
ただ、一方で天の邪鬼なサッカーファンの腐れ根性が、
ムクムクとわき起こってくるのもまた事実です。
昨日のゲームを見ていて、点を取れるという匂いをほとんど感じ取れなかったんです、
私の場合.....。
負けないゲームではあったけど、勝てるゲームでもなかった、
それが私の率直な感想です。
それはパラグアイのディフェンス陣のうまさ、すごさに起因することなのですが、
前線でほとんど仕事をさせてもらってなかったですよね、
本田も大久保も。
(唯一、松井が働いていたと思いましたが)
そして、同じ事が岡崎にも玉田にいえるわけです。
今の日本代表では、本田と大久保の動きを封じ込められたら、
為す術もない、と言い切るのは酷でしょうか。

後半、阿部に代えて中村憲が投入され、
そして、最後に玉田が入りましたが、
正直、点を取るということにおいては、なんら機能しませんでした。
そして、この後半の中村憲と玉田の投入こそが、
今年に入って行き詰まった岡田ジャパンの戦い方そのものだった、
というふうに見えて仕方がないのです。
とても辛口になってしまいましたが、
パラグアイのように完全に日本の戦い方とキーポイントを見切られると、
とたんに勝てないチームに戻ってしまう、そんなふうに思えてしまうのです。
いみじくもセルジオ越後さんがおっしゃっていましたが、
攻撃の形が無さ過ぎる、これが今の日本代表なのかな、と思います。
確かに日本は見事な堅守振りを見せてくれましたが、
では、速攻という部分ではどうだったかというと、まだまだ物足りなさを覚えます。
ですから、ある面、弱者の戦い方としての堅守・速攻すら完成していなかった、
そこまで手が及ばなかったということになるのかもしれません。
いくら献身的な硬い守りであっても、
トーナメントでは生き残れない、それを実感してしまいました。

さて、岡田さんのあとを引き継ぐ人は、
どんなチームを作るのでしょう?
五輪代表まで引き受けるのでしょうか?
もう、2年後、4年後に向けて、楽しめそうです。
岡田さんの残した宿題をどう日本代表がこなすのか、
すでに次に向かってワクワクする私なんです、w。

長々とたわごとを書いてしまいました。
サッカーのおもしろさは、こんなたわごとが許されることなのかもしれませんね。
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