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知魚軒というレストランー龍門古鎮その7

龍門古鎮の前に流れる浣渓、
その向かいにちょっと洒落た、暇そうなレストランがあります。w
龍門27
こんな田舎にちょっとかっこ良すぎる構えです。
知魚軒というその名もちょっと洒落てます。
この店に入ったのが午後1時くらいでしょうか。
お客さんはいませんでした。
雨が降ると古鎮は人の気配がなくなるのでしょうかね、w。
龍門28
入り口の脇にはバーコーナーなんかがあったりして、
渋めのソファーもありました。
階段を上がるとシックなたたずまい。
龍門29
ちょっとセンスがいいかも.....。
龍門30
窓からの景色も悪くないですねえ。
というわけでお食事タイムです。
龍門31
夏の茄子の定番、紅焼茄子10元、
龍門32
続いては「銭江肉絲」、豚肉の細切り炒めミソ味といったところ、
下に青ネギが敷いてあります。
18元。
龍門33
おなじみ、西紅柿炒蛋、卵とトマトの炒め物、
これも夏の定番です。12元。
龍門34
龍門面筋という揚げ物です。
中には豚肉と野菜の刻んだ餡が入っているのですが、
まわりの皮が変わっていまして、
なんだか発酵したような匂いがするのです。
抵抗ある人もいるかとは思いますが、完食、藁。25元。
そして、
龍門35
店の人に勧められた龍門土鶏鍋、
一羽丸ごと煮込んだスープでしてこれが68元。
そして、卵炒飯が10元という、
まあ、4人で卓を囲んだらまずまず楽しめる格安料理だと思います。
味付けも思ったより濃い味でなく、
とくに地鶏のスープは、薄味なのにこくがあって美味しゅうございました。
ビールを飲んで150元ですから素敵な田舎の昼食でした。


サーモスクッカーで外飯

20080728172826

子供を連れて河原で外飯しました。
久しぶりにサーモスクッカーで簡単ポトフを仕込んで、
ガーリックトーストを焼いてミマシタ。
我ながら完璧の出来でした。

新安江と富春江ー浙江省龍門古鎮その6

浙江省地図
是非、地図を拡大してみていただきたいのですが、
これは浙江省北部の地図です。
今回、訪れた龍門は、地図の右より、
富陽市からバスで30分ほどのところにあります。
黒い枠で囲ってあるところがそうです。
次に真ん中下にある黒い枠、
ここが諸葛公明の子孫が住んでいると言われている村です。
そして、地図の左手、
安徽省に入ったところに黒枠で黄山市というのがあります。
私は02年にこのあたりの古い村々を歩いたのですが、
村のただすまいがとても龍門古鎮と似ていました。
西逓
上の画像は、その古い村の中の西逓という村です。
同じような建物、そんなかんじがしますね。
ある写真集に載っている諸葛村もまた同じような雰囲気を感じさせます。
そこで、冒頭の地図なのですが、
じつは、これらの村々は、
一つの川の流域であることが見て取れるのです。
新安江ー富春江ー銭塘江、
これはじつは一つの川なんです。
02年に黄山古民家群を訪れたとき、
私の活動のベースは、現在の黄山市、
以前は屯渓と呼ばれていた町の、
新安江のほとりのホテルでした。
この川を毎朝、ホテルの窓から眺めていまして、
いい気分に浸っていたわけですが、
なんとこの江の中流域の支流が龍門古鎮の目の前を流れていることに気づいたのは、
つい10日前でした。
龍門25
龍門古鎮の目の前を流れる川を浣渓といいます。
もちろん、富春江へ注ぎ込んでいます。
川の水は渓というくらいですから清らかです。
龍門26
さらに村の中を一筋の川が流れています。
龍門渓です。
江南はじつは川で繋がっている、それを実感するのです。

トルキスタン・イスラム党のテロ

中国の新彊ウイグル自治区における分離独立運動が、
目に見えて活発になるのは、1980年代後半からです。
とくに1993年のイリにおける暴動は、
その中でもかなり知られている事件です。
以後、中国公安当局の厳しい弾圧の網をかいくぐって、
数年に一度、テロや暴動といった事件が、
新彊ウイグル自治区から聞こえてくるのですが、
今回のトルキスタン・イスラム党のように、
堂々と犯行声明をビデオで公開するというのは希有といっていいかもしれません。
このブログでも5月に紹介しました上海のバス爆破、
そして、先日の雲南省昆明でのバス爆破と、
犯行場所が新彊ウイグル自治区から中国各地へと移っているというのは、
彼らの地下活動が思いのほか広がりがあるということなのでしょう。
この時期の犯行声明、
はたして、本当に彼らの犯行なのか、
あるいは、彼らと連帯している地下組織の犯行なのか、
まだ、どうもはっきりしませんが、
トルキスタン・イスラム党もイスラム過激派とつながりが密になりつつあるのではという、
そんな観測すら出来るかと思います。
いずれにせよ、
日本からの観光客がオリンピック間近であるというのに、
3割から4割減少しているという事実を見ただけでも、
中国に対する不安が増大しているのは間違いないことなのです。


中国のバス爆破、ウイグル独立組織が犯行声明 
7月26日11時9分配信 産経新聞

【ワシントン=山本秀也】中国雲南省の昆明市内で路線バスが連続爆破された事件で、米バージニア州のテロ情報収集・分析企業、インテルセンター社は25日、新疆ウイグル自治区の中国からの分離・独立を叫ぶ「トルキスタン・イスラム党(TIP)」が犯行への関与を認めるビデオ声明を出したと発表した。声明は五輪関係施設に対する新たなテロ攻撃を予告する内容となっている。

 声明は事件2日後の23日付で、「雲南におけるわが聖なるジハード(聖戦)」と題されている。声明でTIPのセイフラ司令官は、「五輪開催の停止を求めるわが党の警告を中国当局は無視した」と、犯行の動機を説明した。

 その上で、「われわれの目的は五輪関連の最も重要な施設を標的とすることだ。これまでにない新たな戦術で、中国中央部の数都市に対する攻撃を試みる」と、新たなテロ攻撃を予告した。

 これまでの犯行として、声明は昆明など雲南省内での路線バス爆破のほか、上海でのバス炎上(5月)▽浙江省温州での対警察テロ(7月)▽広東省広州でのプラスチック工場爆破(同月)−を「TIPの志願者」による犯行として挙げた。

 TIPは、米中両政府がテロ組織として認定している新疆ウイグル自治区の組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」と同一組織とされ、今年5月に中国支配への闘争を挑む「聖戦」の宣言が情報機関に入手されていた。

 ビデオ声明の真偽を確認する他の情報はこれまで伝えられていない。在米のウイグル人組織「ウイグル・アメリカン協会」(UAC)では、こうした「テロ情報」を理由に、「中国の治安当局が同自治区での弾圧を強めている」として、非難する声明を今月に入り発表している。
トルキスタン・イスラム党


不思議な外観

不思議な外観
暑いのに、商店街の売り出しが目前に控えてまして、
プログの更新がままなりません。
というわけで、こういうときは、撮りダメしてある画像で、
小ネタを振り込みたいと思います。
拡大して是非ご覧いただきたいのですが、
このマンションらしき建物、
思いっきり蜘蛛の巣が張っています、w。
厳密に言いますと、
品川区というよりは、大田区にあるこの建物、
かなり前から気になっていたのです。
表参道とか青山とか、そんなところにあるならわかるのですが、
なにしろ、住所は馬込ですから.....。
斬新といえば斬新、
よくわからんといえばよくわからんデザインなのであります。
北京五輪のメインスタジアムも鳥の巣なので、藁、
こういうのもありかとは思いますが、w。

夏の煉りきりー魚籠と石竹

ここんところ、北京五輪が近いので、
中国ネタばかり振ってましたので、
久しぶりに和菓子に登場してもらうことにします。
魚籠
まずは魚籠です。
魚がちょこんと乗っていますが、
これは練り羊羹で出来ています。
じつは、店頭で販売している関係上、
ちゃんとお菓子名もつけているのですが、
近年、魚籠と書いて「びく」と読んでくれる人がけっこう少ない.....。
私なんか、子供の頃から池や川で釣りをしていたので、
あたりまえのように読んでいましたが、
意外と読めないんですね。
びくって読むんですかって、私より年上の男性に言われたときは、
ちょっとショックでした。
石竹
で、こちらは石竹です。
当然、「せきちく」と読んでほしいわけですが、
いしたけと言われてしまいました。
もちろん、なでしこのことなのですが、
別名は意外と知られていないんですね。
まあ、厳密にいうと、唐撫子のことを石竹というのですが、
近年はあまり区別して使われていないみたいです。
ちなみにせきちくを変換しても「石竹」にはなりませんでした、苦笑。
やっぱり、日本語は難しいのでしょうか.....w。

硯池のひとときー浙江省龍門古鎮5

龍門19
雨が断続的に降り続く中、
相変わらず、迷路のようなというより迷路そのものの龍門の村内を
そぞろ歩きしています。
山に向かって少しずつ傾斜を強めています。
側溝には雨のせいもあるでしょうが、
山からのきれいな水が流れています。
そして、村内でも一番奥にあたる硯池(すずりいけ)に到着しました。
龍門20
安徽省の黄山のふもとの村々には、
今、世界遺産に登録されているように、
明・清代の古い家々が残されていますが、
この龍門鎮の家々もそれに負けず劣らずの風情を醸し出しています。
そして、村の奥、あるいは中心に四角い人口の池を作っているのも、
両者の同じ特徴です。
龍門21
白壁とうだつ、眼前の池、
そして、灰色の厚い雲と雨が、
日本人の感性をちょっとくすぐってくれます。
一句ひねれるとかっこいいんですがねえ。
龍門22
この龍門鎮は、孫権の末裔達が住んでいるといわれていますが、
ここからさらに西へ2時間弱、
諸葛鎮という村があります。
そこは、名前の通り、諸葛一族が移り住んだと言われている村で、
三国志好きとしてはなお心躍ってしまう古鎮です。
この村もまた、村の中心に大きな人口の池を作っています。
江南の古い山村のひとつの特徴なのかもしれません。
諸葛村、いつか言ってみたい村のひとつです。
龍門23
硯池に面したところに茶店とうか、茶館がありました。
しばし、休息のお時間です。
お茶とひまわりの種食べ放題で一人10元です。
ちょっと静かなブレイクタイムです。
龍門24
やっぱり、歩き回ったときは甘いものかなあ。藁

青藻の祟りー山東省青島

本当は、とっとと浙江省の旅ネタを書き続けていきたいのですが、
じっくり構えて書く時間がなくて、
ついつい時事ネタを振ってお茶を濁している今日この頃です。
また、最近の中国、
各種時事ネタに事欠かないわけでして、
それだけ、多種多様の情報が軽々と国境を越えてきているわけです。
今回もそういうネタの一つですが、
なにしろ、中国のこと、報道規制は相変わらず厳しいので、
続報がなかなかつかめません。
はたして、今後、この謎の伝染病事件、どうなっていくのか、
個人的にはちょいと気になります。
青島伝染病
五輪開催地青島市、原因不明の伝染病蔓延か

 【大紀元日本7月16日】情報によると、今年7月に入ってから、五輪ヨットレース開催地の中国山東省青島市で原因不明の疫病が流行し、15日の時点で、青島の市街区だけで感染者数は16万人に達し、死亡者数は1251人に達したという。

 海外のいくつかの中国語メディアの15日の報道によると、現在、青島大学の付属病院、青島市立病院などの大きな病院では、毎日数万人規模で患者が詰め掛けているという。これらの患者に共通の病状は、激しい頭痛、嘔吐、高熱である。多くの高齢者と児童は病状がより激しく、肝臓、腎臓、呼吸器などの機能障害を併発した患者も少なくない。

 感染者の増加とともに、市民の不安も日々広がっている。青島市の衛生部門は、人々の不安を緩和するために、メディアを通じて、今回の感染症はインフルエンザであり、大規模な流行は起こらないという専門家の考えを強調している。

 一方、7月12日に青島市政府は全市の衛生局、疾病制御センターなどの関係者を集めて研究会議を開いた。会議の席上、今回の感染症は流行性脳脊髄膜炎に似ていることが報告された。その上で、間もなく開催されるオリンピックのヨットレースに影響を与えないように、今回の感染症情報を最高機密として扱うことが決定された。そして、各級の衛生医療部門に、患者の情報が外部に漏れないよう指示し、すべての可能な手段を使って患者を強制的に隔離するよう要求した。また、この会議では、内部には厳しく対処し、外向けには穏やかな雰囲気で行ない、対外的にはやはりインフルエンザであると宣伝することが決定された。

 同情報は山東省と青島市のインターネット掲示板でも話題となっていたようだが、すべての関連発言はすでに削除されている。


ご存じの方も多いとは思いますが、
先月から、青島近海では、藻が異常発生していまして、
五輪競技の妨げになっています。
人海戦術でなんとかこの藻を排除したようですが、
続けてこのような伝染病が発生してしまっています。
青島は場所柄、
朝鮮半島との行き来が盛んでして、
韓国へ飛び火、なんてコトになりかねないでしょうね。
続報が気になるところですが、
もしかして、青島完全封鎖かな.....。

南アフリカじゃなくて中国?

ギニア対コートジボアール

ちょっとビックリの情報です。
サッカーワールドカップの時期開催地南アフリカに、
黄色信号が灯っているようです。
すでにスタジアムの完成が間に合わないだの、
交通網が完備されていないだの、
治安が相変わらず良くないなどと、
あまりいい情報が南アメリカからは伝わってこないのですが、
とうとう、南アフリカ開催が不可能になったときの代替地として、
いくつかの国が上がってきているというのです。
その中の有力候補のひとつに中国の名があるのですが.....。
おいおい、中国といえば、
五輪前にあっちこっちで暴動が起きている国だぞ、w。
チベット、貴州、そして最近では浙江省.....。
鉄道事故だって、山東で、そして最近では広西で.....。

それにしても、この話、ホントなの?藁


2010年サッカーW杯、中国での代替開催が有力?―地元紙7月13日11時15分配信 Record China

2008年7月11日、国際サッカー連盟(FIFA)のプラッター会長は自然災害により2010年のワールドカップを南アフリカで開催できない場合に備え、3か国に代替開催の可能性を打診していると発言した。12日、成都晩報が伝えた。

アフリカ初のワールドカップ開催国に選ばれた南アフリカだが、試合会場建設の遅れ、安全保障問題、交通インフラの不備、犯罪率の高さなど問題は山積みで大会開催の可否に疑問の声が上がっている。今月8日にはポートエリザベスの会場建設が間に合わず、プレワールドカップに当たる来年のコンフェデレーションズカップで使用されないことが発表されている。

プラッター会長は、代替開催を打診した3か国の名前を明かしていないが、イギリス、アメリカ、オーストラリアが有力視されている。しかし同一大陸でのワールドカップ連続開催は1度しか例がなく、2006年のドイツ、2014年のブラジルという日程からイギリス、アメリカは不利と見られる。オーストラリアはFIFAの基準を目指す会場が3つしかなく緊急の代替開催は困難だ。

そのため成都晩報は、中国での代替開催の可能性が高いと指摘した。4万人以上収容可能な会場が24か所あり、うち15か所は2004年以降に完成した新スタジアムと新たな会場建設の必要がなく、また、五輪開催の経験からも最高の条件を備えているという。ワールドカップアジア3次予選で敗退した中国代表が開催国枠を得ての奇跡の逆転出場がなるのか、期待が高まっている。(翻訳・編集/KT)

新暦のお盆ー衣かつぎを添えて

迎え火

新暦のお盆です。
全国でも東京のような都会とその周辺だけがお盆なのでしょうか。
我が家にも仏壇がありまして、
70歳で亡くなった親父を迎えるために、
こうして、家族で迎え火を焚きます。
まさか親父が間違って違う家へ行ってしまうことはないでしょうが、
念のため、玄関で焚いています。

20世紀の最後の夏、
8月15日に日本にいなかったことがあります。
台湾の南、台東という町にいました。
夜、まちのあっちこっちで、
紙銭と呼ばれる偽物のお札を焚いていました。
家の外にテーブルやライトを持ち出して、
思い思いの食事を出して、
一晩中、お盆の夜を過ごしたりしています。
売れない歌手や漫才師の演じる小屋なんかもあったりして、
なんだか、妙に哀愁があったりして、
あれはあれで忘れられない夜でした。


さて、今宵は、露地物の枝豆と、
きぬかつぎ

そして、「きぬかつぎ」。
知っている人は知っている、とっても美味しいお芋です。
つるっと皮離れが良くて、
粗塩か味噌でいただきましょう。
ついつい、手が出てしまう素朴な一品です。

村内迷路をそぞろ歩きー浙江省龍門古鎮その4

じつは、この龍門古鎮、
しゃれたビジターセンターが完備されています。
入場料というか、村内整備費といいますか、
中国の多くの古鎮は、村民の生活の中を歩くわけでして、
どうしても、古い建物を維持するという名目で、
ちょっと中国にしては高めの参観料を取られます。
この龍門古鎮もそうで、68元取られました。
1元が15元〜16元くらいですから決して安いものではありません。
あとで紹介しますが、
日本語の気の利いたパンフレットも用意されていまして、
日本人をこれから呼び込もうという気構えはかなりあると思います。
パンフレットには、村内の略図もあるのですが、
まあ、あまり足しになるとは思えません、w。
龍門12

6月9日のこの日、
中国では端午節でして全国的に祝日でした。
日本ではちまき食べ食べ、柏餅食べ食べなのですが、
ここ中国では、粽子(ちまき)が街中に売られています。
また、日本ではもうあまり見られなくなりましたが、
画像のように家々の戸のところに厄よけで、
よもぎを飾っていたりします。
龍門13

また、日本の古い町屋、とくにお金持ちのお宅には必ずあった、
「うだつ」もこの村にはあります。
画像中央の屋根の端にある出っ張りがそれです。
火事の延焼を防ぐためといわれていますが、
一方でこの「うだつ」を付けることがちょっとした贅沢だったともいわれています。
よく、うだつが上がらない、なんていいますが、
これは、家にうだつをつけることができないくらいパッとしない生活を送っている人のことを指す言葉だそうです。
同じような白壁、黒い河原の屋根にうだつというパターンは、
江南の古鎮の各所に見られますし、
また、安徽省の黄山の麓の古民家群のある村々でも見ることができます。
龍門14

雨が断続的に強くなったりします。
よく見ると脱穀機のような年代物の木製の農具があります。
龍門15

よく見ると、籾殻が残っています。
ということは、見事に現役選手ということになります。
ちょっと日本では見かけないような、
タイムスリップしたような脱穀機です。
最初は、観光用に展示してあるのかと思ってしまいました。
龍門16

にわとりがうろついていたりしますと、
まさに農家に迷い込んでしまった、そんなかんじなのです。
ただ、観光シーズンとなれば、
ドシドシよそ者が入り込んでくるわけでしょうから、
こういう古鎮で住む人たちはどんな気分なのでしょうね。
龍門17

ともあれ、降り続く雨は、
観光客の到来をこばんでいるかのようで、
村の中は、静寂そのものです。
龍門18

人の気配すら雨が消し去っているかのようです。
つづく.....。

鳥の巣が10元札に

鳥の巣1

上の画像は、北京のオリンピックスタジアムです。
世界的にも「鳥の巣」という愛称で親しまれつつある.....予定ですが、w、
なかなか斬新な世界にも類のないものとは思えます。
そして、中国はさらにやってくれました!
10元札1

中国銀行、五輪記念の10元札を発行
 中国人民銀行(中央銀行)は6日、
北京五輪大会の記念紙幣を8日に発行することを発表した。
長さ14.85ミリ・幅7.20ミリの記念紙幣の額は10元で、基調色は青緑色。
600万枚が発行され、現行の10元札と同様に使われる。
紙幣の表には、五輪メーンスタジアムとなる国家体育場「鳥の巣」が描かれている。
裏には、古代ギリシャの彫刻「ディスコボロス(円盤を投げる青年)」とスポーツ選手らが描かれ、「2008」の文字も際立っている。「中国証券報」が伝えた。(編集MA) 人民網

なんと記念コインならぬ、記念札であります。
かつて、10元札といいますと、けっこう使い手がありましたが、
最近はくしゃくしゃとしてて、丸めてポケットに入れてしまいがちですが、
記念札となると.....。
はたして、この10元札、3年後にはどうなっていることでしょう?
日本の2000円札よりは輝かしい未来がある?!


10元札2



天然の迷路ー浙江省龍門古鎮その3

一昔前、日本でもメイズ(迷路)が流行りました。
タイムレースで入り口から出口まで何分で脱出出来るか?というやつです。
板塀式もあれば、遊園地だとガラス式、
たしか、ひまわり畑を刈り込んで作った迷路もありました。
龍門7

この龍門鎮、村の入り口は基本的には一カ所です。
(最深部は山と畑に抜けられる小径がありましたが)
最初、何気なく入っていくわけですが、
そこそこ道幅もありして、江南や安徽でよく見かけるくすんだ白壁が続きます。
龍門8

気がつくと、道幅は少しずつ狭くなっていきます。
しかも、まっすぐには続いていません。
軽ーくカーブしたり、突き当たったり。
簡素な石畳みなのですが、ちょっとだけ傾斜があるようです。
両側の家々が迫ってきているので見通しはだんだん悪くなります。
龍門9

こっちかなと思って曲がってみると、
家屋の中を突っ切るハメになったりします。
そして、
龍門10

なおも突き進むとちょっと広場のようなところへ出くわしたりします。
廟というか堂というか、
村人の集まるところなのでしょう。
こういう堂が村内に何カ所があります。
これらの堂を見て回ろうとすると、
必ず、横道に逸れたりしなければなりません。
そして、その横道逸れが重なるたびに、
現在位置があやふやになります。
間違いなく、村の奥へと入り込んでいるのは実感出来るのですが...。
龍門11

かくして、奥深く踏み込みつつも、
いきなり行き止まりにブチ当たったりして、
途方に暮れたりするのです。
この日、雨が降り続いています。
端午節の休日だというのに、我々以外観光客の姿も見えません。
龍門鎮は、部外者(観光客)を見事に飲み込んでしまったのです。
つづく.....。

青藻の中でビーチバレー...山東省青島

チンタオでビーチバレー


 ご存じの方のいらっしゃるかと思いますが、
山東省のハジッコにありますドイツ情緒たっぷりらしい、藁、
青島という街は、北京五輪のセーリングの会場となっています。
場所が遼東半島のさきっぽにありまして、
対岸には朝鮮半島が鎮座しております関係上、
いろいろな意味で紛争の舞台にもなっているところですが、
あろうことか、6月末からこの海域一帯に大量の青藻が発生しまして、
けっこう大騒ぎにもなっています。
とにかく人海戦術で除去を行っていますが、
すでに一部外国のセーリングチームが青島に乗り込んでいたりして、
なんともはやみっともないことになっています。
近年、青藻の大量発生というと、江蘇省の太湖が有名なのですが、
中国ではサマービーチの老舗で通っている青島の海岸で、
こんなことになっているわけですから、洒落にもなりません。
日本では、美和ちゃんのおかけでビーチバレーはセクシーなオシャレなスポーツになっていますが、
中国ではこの画像を見る限り、
なんなとも悲しいスポーツに成り下がりそうな悪寒.....。

藻が大量発生した青島沿岸、男性らがビーチバレー7月7日10時59分配信 ロイター
 [青島(中国・山東省) 4日 ロイター] 藻の大量発生が問題となっている当地沿岸で4日、ビーチバレーを楽しむ男性らの姿が撮影された。
 同沿岸は8月に開催される北京五輪のセーリング会場となっており、中国当局はスタッフ1万人と船1200隻を投入し、藻の除去作業を行っている。

驟雨の村ー浙江省龍門古鎮その2

文台、伯符、仲謀、
三国志の時代といいますから、今から1800年くらい前、
中国東南部の長江流域で一大勢力を誇った呉の国、
その王朝は、彼ら3人から生まれました。
孫堅あざなは文台、その長男孫策あざなは伯符、
そして、呉の国の皇帝となる孫権あざなは仲謀、
日本人が愛してやまない中国三国志の時代、
三方のうちのひとつの旗頭です。
わたしのような三国志ファンというのは日本人の中に山のようにいるわけで、
たとえば、吉川英治の小説でファンになったとか、
NHKの人形劇でファンになったとか、
あるいはテレビゲームでファンになったとか、
一番新しいところでは、北方謙三の三国志でファンになったとか、
とにかく、各時代、各世代で広くファンが多いのが、
この三国志の時代でしょう。

魏、蜀、呉の三国の中で比較的地味な色合いなのが、
呉の孫権とその配下のものどもかもしれません。
これはひとえに三国志演義を書いた作者のせいではないかと、
わたしなんぞは勘ぐっていますが、w。
で、そんな地味な孫氏一族の故地をちょっと覗いて見たいと思います。
龍門3

さて、龍門鎮へ向かったのが、6月9日でした。
朝、上海は雨は落ちていなかったのですが、
列車で杭州に着く頃は雨が降り止まずでした。
また後日、龍門鎮への行き方を紹介したいと思いますが、
龍門鎮の最寄りの町は、杭州から西へ1時間ほど富陽です。
ここまで杭州からバスに揺られ、
さらに富陽からしがないポロバスで山間部へと30分ほど、
やっと到着します。
といっても、杭州からこれくらいの行程で古鎮へ行ければ、
お手軽といえばお手軽です。
龍門4

バス停はないのですが、苦笑、
降ろしてもらった先に龍門鎮の入り口がありました。
孫権故地というばかでかい壁と、
牌楼と呼ばれる江南や安徽地方特有の村の入り口にそびえるゲートが、
なんとも真新しくて、
これから観光客を誘致してやろうという気配が漂っていました、w。
なにしろ、孫一族の故地ですから、
気合いさえ入れれば、けっこう中国はおろか台湾、日本から多数観光客を呼び込めるかもしれない、
そんな意図はあるんでしょうね。
ただ、そんな欲目を抜きにしても、
山は近く、清流も流れるという気持ちのいいこのあたり、
なかなかいい田舎じゃないと思うのは私だけでは無いはずです。
また、そぼ降る雨が観光客を遠ざけまして、
しっとりしたたたずまいがちょっと期待させてくれます。
龍門5

余談ですが、
孫氏一族の故地は史書によれば、
呉の富春となっています。
前記しました富陽市は富春江という大きな川のほとりにあります。
我々が訪れた前後、
浙江省はけっこう大雨が降ったらしく、
この日の富春江も水量がことのほか多く、その滔々とした流れに、
水軍を誇った呉軍の孫氏の故地だけあるなあと納得してしまいました。
その孫氏、じつは兵書で有名な孫子の子孫だということです。
孫子といいますと、
春秋時代の孫武だとか孫ビンだとかいわれていますが、
では彼らはどこに住んでいたのかというと、
これがかつての呉の都、
いまでいう蘇州あたりだそうです。
さらにその孫子はどこの出かとしつこく探ってみると、
斉の国といいますから山東省の田氏という有力貴族のわかれだということです。
龍門6

というわけで、あまりな長い前振りを反省しつつ、
村の中へと入っていきたいと思います。
つづく.....。



上海でも...湖南省でも...

豫園20

私が江南地方をうろうろしている間に、
東京秋葉原ではとんでもない事件が発生してました。
社会に対する不満?ストレス?
同じような事件は中国でも起きています。

<中国>男が警察署に押し入り5人刺殺7月1日20時16分配信 毎日新聞

 【北京・鈴木玲子】上海紙「東方早報」(電子版)などによると、中国・上海市閘北区で1日午前9時40分(日本時間同10時40分)ごろ、刃物を持った男が警察署に押し入り、警官やガードマンに次々と切り付けた。警官9人とガードマンの計10人が刺され、5人が死亡、5人が重傷。男は現場で警官に取り押さえられた。

 男は北京出身の28歳で、昨年10月、同署で自転車の窃盗容疑で取り調べを受けたことで不満を持っていたという。当局が詳しい動機を調べている。


湖南省で爆発事件、12人負傷=立ち退き処分に不満か−中国
7月3日0時27分配信 時事通信

 【北京2日時事】中国湖南省の張家界市永定区で2日午前、地元政府庁舎の敷地内に燃えた状態の液化ガス缶2本を積んだ農業用三輪自動車が突っ込み爆発、12人が負傷する事件が起きた。同市のニュースサイトが伝えた。
 容疑者は事件発生の5分後に逮捕された。違法建築で立ち退き処分を受け、不満を抱いていたという。市幹部は事態を重視、民衆対策を強化して社会の安定を維持するよう指示した。 


貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の暴動その後.....

貴酬暴動2

もし、これで幕引きだとしたら、
なんのための数万人の暴動だったのでしょうか。
どうも、釈然としないのはなぜでしょう?

「少女に性的暴力の痕跡なし」「水死で自殺」 中国・貴州暴動、当局が暴行否定7月2日19時22分配信 産経新聞

 【北京=野口東秀】中国・貴州省甕安県で発生した大規模暴動のきっかけとなった女子中学生暴行殺害疑惑で、地元政府は1日夜、記者会見し「性的暴力の痕跡はみられない」と発表した。国営新華社通信が2日、伝えた。政府は情報公開により事態収拾を図りたい考えだが、これに納得しない住民側の反発が拡大することも予想される。
 記者会見で当局側は、検視結果として少女の死因は水死で自殺とし、家族らが疑った少女に対する性的暴行の疑惑を否定。公安当局が少女の両親らを激しく殴打し、親族が死亡したとされる疑惑や、死亡現場にいた21歳と18歳の男が同県書記や公安関係者と親戚(しんせき)関係にあるとの情報についても全面的に否定した。
 当局によると、少女は事件当日の6月21日夜、21歳の男友達らと現場で話をしていた際、突然「飛び込んで死ぬ」と言い出し、10分後に男友達が帰ったあと、しばらくして少女が飛び込んだという。
 また、暴動は少女の親族が約300人を集めデモ行進し暴徒が加わって拡大したと説明。暴動に関与した暴力団員ら約50人を拘束したとし、暴動は悪質な「不法分子」による犯罪だと指摘した。


<女子中学生殺害><続報>うわさはデマ、“死亡”の遺族が証言―中国7月3日12時35分配信 Record China

2008年7月2日、貴州都市報は貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の大規模暴動について、原因となった女子中学生暴行殺害事件がデマであるという遺族の証言を伝えた。

6月28日、住民数万人の暴動が発生、政府庁舎、パトカーなど車数十台が燃やされる事態にまで発展した。事件の発端となったのは15歳の女子中学生の死。性的暴行を加えられた後殺害された、警察は加害者とつながりがあるため事件をもみ消したとのうわさが広がった。

亡くなった中学生・李樹芬(リー・シュウフェン)さんの叔父・李秀忠(リー・シウジョン)さんはうわさでは警察の暴行を受け死亡したとされている。しかし同紙の取材により、秀忠さんは同県人民病院に入院していただけだと判明した。秀忠さんの話によると、めいが死んだとの連絡を受け警察署に急いだところ、事件の処理に忙しい警官と口げんかになったという。その後、教育局が口げんかの詳細を報告するよう求めたため出向いたところ、突然正体不明の男6人に囲まれ暴行を受け入院した。軽い脳しんとうと打撲を負ったものの生死に別条はないという。

樹芬さんのもう一人の叔父・劉金学(リウ・ジンシュエ)さんも取材に答え、「警察の捜査は法律に則った正しいものだった」と証言、暴動はめいの死を利用した何者かの仕業ではないかと批判した。また、金学さんは「共産党と政府は正しい措置をとっている。各市民はデマに惑わされないで欲しい」とコメントした。(翻訳・編集/KT)




孫一族の故地へー浙江省龍門鎮その1

龍門1

しつこいようですが、w、
08年6月8日から10日まで中国に滞在していました。
たった3日間ですので上海を基点にしてまわれるところなど限られています。
昨年も同じパターンで浙江省と上海市の境目にある
西塘という古鎮に出かけましたが、
ここは、上海からバスで80分ほどと比較的近いところにありました。
今回、私が狙った先は、
浙江省の省都杭州のさらに西に1時間30分ほどの村、
龍門鎮と言う名前の山際の村です。
私が、龍門鎮という名前を発見したのは、
じつは神保町の中国専門書店で見つけた一冊の本からでした。
前記しましたが、
昨年、西塘という古鎮を訪問しました。
最近、江南地方の古鎮が、
日本のガイドブックにもちらほら現れ始めて、
その中でも古いそして穏やかなたたずまいを持ち続けているのが、
この西塘なのですが、
昨年帰国後、なんとなく西塘に関する本などを調べたりしていました。
そんな中の一冊に、「中国・江南古鎮遊」という本がありました。
おそらく、日本語で書かれている本で、
江南地方の古鎮を取り扱っているものの中では、
いちばん詳しい本のように思います。
で、その中に登場するするのが、浙江省の龍門古鎮なのです。
龍門2

この「中国・江南古鎮遊」を読むとわかるのですが、
江南地方には、思いのほか、清朝や明朝時代のふるいたたずまいを残した村が、
あっちこっちに残っているのです。
江南の水郷地帯に、
あるいは浙江省の山の中に.....。
今回、紹介します龍門鎮、その名前からして大げさですが、
なにしろ、三国志の雄、孫氏一族の末裔達が住んでいるといわれるのが、
この村なのです。
孫権の末裔達が住んでいるわけですから、
龍という文字が使われていても不思議ではないかもしれませんが。
なんでも、村の人口の90%が孫さんというお名前でして、
ちなみに3人ほど名前を聞きましたが、
みんな孫さんでした。
というわけで、前振りはこのくらいにして、
もったいぶって、次回からいよいよ孫一族の故郷への道行きを
つらつらと述べていきたいと思います。


お茶事のお菓子ー蛍狩り

蛍狩り

最近、あまりに中国ネタが多いとい嘆きもありそうなので、
7月のはじめは、お菓子ネタでいきたいと思います。
画像は「蛍狩り」と名付けました茶席用のお菓子です。
白餡をういろうの生地で包みまして、
真ん中を窪ませます。
そこへ錦玉を流しまして、固まる前に鹿の子用の大納言をのせます。
お尻のところには、赤い羊羹をポチッとつけます。
なかなか虫をお菓子の意匠にすることはないですが、
これくらい抽象的にすれば、まあいいかなあとも思います。
このお菓子、
蛍にちなんだお菓子をという茶道の先生のご希望ということで、
今年初めて作った、まあ、私のオリジナルです。
店頭でも他の先生にも出していないナイショのお菓子なんですが、
特別に公開してしまいます、藁。