台湾バナナの暴落と中国

台湾バナナ

10月も最後の日になりました。
この秋は、なんだか首相が替わったり、
北朝鮮が核実験をしただのしないだので、
とてもあわただしかったように思います。

そんな中、私は、どうしても、台湾に目がいってしまいます。


台湾 バナナ採れ過ぎ急落「たたき売り」状態に
 
 【台北・庄司哲也】台湾でバナナが採れ過ぎ、生産者価格が1キロ当たり49円前後と前年に比べ3分の1近くに下落して「たたき売り」状態となっている。台湾政府は栽培農家の苦境を救おうと政府を挙げての消費拡大運動に取り組み始めた。
 台湾行政院農業委によると、昨年は約88平方キロだった栽培面積が今年は103平方キロに増えた。収量は昨年の約14万8000トンから今年は21万6000トンとなる見通しだ。
 台湾の中央通信によると、国防部(国防省)や法務部(法務省)が大量購入を決定。施茂林法務部長は「刑務所には約6万3000人の受刑者がおり、半月間で1人5本を食べれば、約31万本を消費できる」と試算する。
(毎日新聞) - 10月26日10時6分更新

台湾のバナナの値段が暴落した中で、
これに絡んで台湾は、政治的な動きが出始めています。
野党である国民党は、暴落したバナナ栽培をしている農民救済のため、
中国の大都市部に大量のバナナを売ろうとしています。
しかも、中国側はこれに呼応して、
台湾バナナを大量に買い入れることを決めたようです。
中共と台湾国民党による、
台湾農民の救済ということになるわけですが、
その構想が表面化したとたん、
台湾与党の民進党ならびに政府は、
大量のバナナ買い付け並びに農民救済策を発表しました。
バナナ栽培の農民は、
その多くが台湾の南部地域、
すなわち、与党民進党の地盤です。
政府は、なりふり構わず、救済に走るしかなくなってしまったわけです。
昨今の台湾政界は、なんだかめまぐるしく回転していますが、
国民党がやったように、
大陸側まで引き込んだりしますと、
あとで禍根が残りそうな気がしますが.....。
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