まつだい芝峠温泉

芝峠温泉


 子供の時から風呂が好きでした。
子供同士で放課後に銭湯へ行き、
1時間半や2時間、そこで過ごすことはざらでした。
夕方、早い時間に銭湯へ行くと、
ちょっと普通では味わえない時間を過ごせます。
なぜか?
早い時間こそ、人生の甘いも酸っぱいも知った人が銭湯に来るのです。
たとえば、入れ墨の入ったおっさん。
こういう人は、間違っても混み合う時間帯にはやってきません。
子供というのは、怖いものを知っているようで、知っていません。
好奇心が先に立ってしまうとでも言いましょうか...。
ひそひそ声で入れ墨の話をしても、
その声が入れ墨のおっさんに聞こえてしまうのは自然な流れです。
でも、人目を避けて銭湯に来るおっさんには、
意外といい人が多かったり、子供に愛想が良かったりします。
銭湯という社交場は、バカ真っ盛りの子供達にいろいろなことを教えてくれます。
裸同志になってはじめてわかるものがあるということを.....。

 だから、温泉というわけでもありません、藁。
ただ、一つの湯船に知らない者同志が入るということは、
絵も言えぬ連帯感みたいなものがそこに出来上がってきます。
ましてや、その湯船が、気持ちのいい癒しの空間であったらなおのことです。
画像の温泉は、新潟県の十日町市からさらに30分ほど奥に入った、
松代というところにある山間の高地にある温泉です。
こういう高地ですから、自噴の温泉というわけではなく、
近くの温泉から引いてきた、なおかつかけ流しではない温泉なのでしょう。
でも、そのロケーションのすばらしさたるや、久しぶりに感動しました。
出来たばかりの施設というせいもあるでしょうが、清潔感たっぷりです。
この場所で温泉に入ってみたいと思いついたひとに敬服してしまいますね。
こういうロケーションだと、一緒に入った初対面のおじさん達とも、
ついつい言葉が弾んでしまいます。
いい時間が過ごせたと実感できたひとときです。

まつだい芝峠温泉「雲海」
http://www.shibatouge.com/
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テーマ: 温泉 - ジャンル: 旅行