時速331㎞・南京ー上海間

331

先日、この6月に一緒に南京へ行った仲間と、
くだらん会話をしていたとき、
「そうそう、携帯で撮ったから写りが悪いけど、
とりあえず、時速331㎞を記録しておきました。」
というではありませんか。
で、それが上の画像です。
現在、中国の高速鉄道は、最高速300㎞まで下げてしまいました。
もちろん、例の温州の事故が直接の原因なのですが、
じつは、ある関係筋の話によると、
7月中に168回、高速鉄道のトラブルがあったそうです。
実際、更迭された劉志軍氏のあとを受けた鉄道部長は、
3月の段階で最高速300㎞とする発言をしていたのですが、
まあ、6月の南京ー上海間で、
ご覧の上の画像のように、ちゃっかり331㎞を記録しています、w。
当分は、中国の高速鉄道は、300㎞以上の営業運転をすることはないでしょうから、
まあ、貴重な!?画像かもしれません。w
スポンサーサイト
テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光するその7ー獅王府大酒楼でハトを喰う

南京獅王府大酒楼1

南京を自分勝手に旅してきましたこの旅、
いよいよ最終回です。
掉尾を飾るのは、やはり、ひとり旅では味わえない料理ということで、
南京の名店「獅王府大酒楼」に登場してもらいます。

南京獅王府大酒楼8

入り口からずずっーと入り込むとそこは5階まで吹き抜け、
みたいな広いホール。
しかも、階段式にテーブルが設置されていまして、
なおかつ、一番上は、ちょっとしたステージが置かれてまして、
今宵は、ピアノとボーカルのコラボレーションが30分おきに行われていました。
いやあー、のっけからすごいレストランです。

南京獅王府大酒楼2

さて、軽く前菜をいただいたあとは、
本日の目当てのひとつ、
「 盐水乳鸽」の登場です。
これ、じつはドバト、しかも若いドバトを塩漬けにしたものです。
本日、このレストランに集ったメンバーには、
これが鳩であるとは最後まで教えませんでしたが、
なんだと思って食べたのでしょう?

南京獅王府大酒楼3

明らかに鳩ですね、藁。
どういう調理法なのかは想像なのですが、
まあ、塩煮にしたもの、と考えればよろしいのかと。

南京獅王府大酒楼5

茸のピリカラオイスターソース炒めというところでしょうか。
4種類の茸が入ってました。
なにこれ、というわけのわからん茸もありました、w。

南京獅王府大酒楼4

本日のメインディッシュてす。
この店の名物の「獅子頭」です。
江南地方の名物として名高い獅子頭ですが、
一般的には、焼き肉団子、それもテニスボールくらいのものを、
紅焼(しょうゆ系の味付け)という味付けで煮込んだ物を指すのですが、
このお店は、肉団子を焼いていません。
しかも、豚肉だけで作っていません。
私が思うに、どこか魚系の味が感じられたので、
南京付近の特産の鯉とか鮒とか、あるいは全然別種の白身系魚を混ぜているように思うわけです。

南京獅王府大酒楼6

とにかくふわふわで、淡泊でありながら、
複雑な味わいを持つ肉団子を、
これまた、塩味であっさりとスープ化したのは、
もう、絶妙とも言えるパフォーマンスです。
同行者の一人は、これを味わえただけで南京に来た甲斐があったとのたまいました。
私も激しく同意したいと思います。

南京獅王府大酒楼7

最後に南京でこれを食べるのは失礼かとも思いましたが、京醤肉絲、
すなわち北京風豚肉細切り炒めを注文。
おなじみの蒸した皮で、お肉と葱を包んで食べるやつです。
これも申し分のない味付けでした。
これに紹興酒(女児紅)をボトルとビールなどを頼んで、
全部で430元でした。
南京に行ったらまた立ち寄りたいお店です。

南京獅王府大酒楼9

気が付くと夜のとばりなのですが、
若い衆達で熱気がムンムンでした。
同行者の一人がひとこと、
「このまま、どっかのホテルに泊まっちゃいたいねえ。」
まさにおっしゃるとおりでした。
気持ちのいい南京日帰りの旅でした。
夜8時の高速鉄道に乗り込めば、
上海までは1時間半、
当然、温州の事故より一月前の話でした、w。
テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光するその6ー浦口散歩

浦口

南京の長江の渡し船で10分ほど、
対岸の浦口に到着です。
学生時代、中国の交通に関心がありまして、
中でも、長江や黄河といった大河が中国の交通にどんな影響を与えたか、
ちょっと調べたことがありました。
大河を航行する船よりも、
いかに大河を渡るか、ということに関心度が高くて、
古い文献などあたったことがあったわけです。
この南京の場合、
長江という大河に寄り添って発展した都市ですから、
長江とどう向き合っていくかというのは、
この都市の宿命みたいなものだったはずです。

その長江にはじめて橋がかかったのがここ南京。
1968年のことでした。
それまで、北京という政治都市から上海という商業都市へ向かうのには、
必ず、長江を前にして一頓挫するしかなかったのです。
北京から鉄道で南下しても、長江の手前で列車から降りなくてはならなかったわけです。
そのために、南京を目前にした長江西岸に浦口駅が存在したわけです。

浦口1

いまでこそ、南京北駅という名前がついていますが、
かつては、ここは浦口という名前で、
北京ー上海間を結ぶ鉄道の要衝だったわけです。
ここからフェリーに乗って長江を渡り、
いよいよ南京城内に入っていくわけです。

浦口4

現在の浦口駅というか南京北駅は、
すでに駅の機能を失っています。
1968年の南京大橋の開通とともに鉄道は一頓挫せずに
そのまま南京、上海へと向かうことが出来るようになったわけです。
しばらくは、この浦口駅は、名前を変えて駅として機能していたのですが、
今は、ご覧の通りの廃駅となってしまいました。

浦口3

長ーいホームが往事を偲ばせます。
ホームでは、赤ん坊の撮影が行われていました。

浦口5

それにしても、
廃止になった駅にこんなにも容易く入れるとは思っても見ませんでした。



浦口2

この廃駅の周辺は、
そこかしこにかつてこのあたりが賑わったという痕跡を見つけられます。
昔の宿屋や飯屋、荷物集配所等々、
必要なほどに広い駅前広場もなにか所在なげです。

浦口6

フェリーを降りると、タクシーならぬ、
三輪車タクシー(タイのトゥクトゥクみたいなやつです)がお出迎えです。
時間が止まっている、でも、ホッとするような所です。



南京大橋

なんとか、この廃駅から現実の南京に戻らなくてはいけません。
やっとのことで白タクらしきものを発見し、
南京大橋を渡って、夕食を取るべく、
南京の繁華街・雲南路へと向かうのでありました。


テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光するその5ー長江の渡し船

南京渡し船1

ここのところ、つい、高速鉄道の事故に怒りを感じてしまいまして、
高速鉄道ネタに終始してしまいましたので、
久しぶりに南京観光ネタに戻りたいと思います。

前回は、南京の城壁の上で自転車を乗り回すという、
ツアーでは絶対味わえない醍醐味を知ってしまったわけですが、
引き続き、ツアーでは絶対味わえるわけがない醍醐味に挑戦すべく、
中山埠頭へとタクシーを飛ばしました。

中山埠頭というと悲しい想い出があります。
詳しいことは、
「中山埠頭で立ち往生」を読んでいただくとして、
まあ、今回は、そのときのリベンジ、ということになります。
上の画像を見ていただけばわかりますが、
青空全開なわけで、
いよいよ、中山埠頭から対岸の浦口まで、
渡し船で押し渡る、ということになります。

南京渡し船2

押し渡ると言いましてもそれはそれ、
矢切の渡しみたいな小舟に揺られるわけではなくて、
堂々たる2階建ての船です。

南京渡し船4

一階はベンチも何もない真っ平らで、
バイクや自転車、リヤカーなどが並ぶわけですが、
2階は、見晴らしの効いた気持ちのいいデッキになっています。

南京渡し船3

デッキからは、はるか彼方に、
南京長江大橋が見えます。
大変に労力を費やして、最初に長江にかかった橋がこの橋です。

南京の渡し船5

しかし、強者はいるもので、
ご家族で渡っちゃいます、このボートで長江を。

南京の渡し船7

はるかなり長江.....。

南京の渡し船8

南京の高層ビル群.....。

南京の渡し船9

かくして3元、10分ほどの船旅、
対岸の浦口に到着です。




テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光する・その4ー城壁の上でサイクリング

城壁サイクリング1

東京はウソみたいな涼しさです。
正午現在、20℃です。
台風6号の置きみやげ、というところでしょうか。

さて、この6月の南京ネタを続けたいと思います。
南京にいたのがちょうど1ヶ月前ですから、あっという間です。

鶏鳴寺の精進料理を食べたあと、
再び、タクシーを捕まえまして、向かった先は、南京の顔と言うべき中華門です。
1年半ほど前、ここ中華門の城壁の上にたたずんだとき、
南京はしこたま雪が降っていたわけですが、
2011年の6月の20日の午後3時、
30℃を上回る気温にならんとしていました。
フーフーいいながらも城壁の上にあがると、
なにやら、商売っ気たっぷりの親父登場!

城壁サイクリング4

なんと城壁の上にレンタサイクル屋があったのです。
たしか、雪の降りしきる11月の南京中華門にはこんなものなかった、w。
で、物好きな我々4人組は、
30分40元のレンタル料を物ともせず、
ひたすら、ペダルをこぐことに決定しました。

城壁サイクリング3

さて、借りた自転車がこれ。
やはり、城壁の上ですから、細かなアンジュレーションがあるので、
マウンテンバイク、しかも、サスペンション付きに乗ることにしました。
ただ、なんとも、怪しげなマウンテンバイクです。
GIANTなら掛け値なしで喜んで乗るのですが、
なんだかなあー。

城壁サイクリング2

結論から言うと、ふつうのママチャリにすれば良かった、苦笑。
とにかく乗っていて、バランスの悪い、ハンドルの甘いマウンテンバイクでした。
アッという間に、ママチャリにブッちぎられてしまいましたとさ。

品川区在住で、南京の城壁の上を、
自転車で疾走する輩がはたして今現在までに何人いただろうか、
そんなことを思いつつ、
夢中で南京の城壁を行く品川戸越銀輪部隊でありました。

おわり.....。
テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光する・その3ー鶏鳴寺百味斉で精進料理

百味斉

鶏鳴寺は、小高い山全体にお堂などが点在しているのですが、
その頂上の一番いい場所に百味斉はありました。
時間はすでに2時をまわっていたのですが、
なんとも、ゆっくりとしたリズムが山全体、
そして、お店全体をおおっていました。

百味斉1

この受付のおばさんが、とっても親切で懇切丁寧に、
今日食べることの出来る料理やおすすめ料理を説明してくれます。
精進料理といいましても、中国の場合は、
食肉という習慣が全土を支配していますから、
殺生を禁じ、食肉をタブーとする仏教徒は、
せめて、姿形だけでも動物性タンパク質に似せようと、
あくなき追及をしたわけです。

百味斉2

ホントはよく歩いた昼下がり、ビールの一杯でも、というところなのですが、
やはり、精進料理のお店には、アルコールは御法度です。
仕方なく、酸梅湯を頼みました。
いわゆる、梅ジュースなんですが、
町中で売っているペットボトルの酸梅湯と違って優しい甘さでした。

百味斉7

まずは揚げたての春巻きが登場です。
皮は、小麦粉のそれではなくて、湯葉でした。
個人的に揚げ湯葉は大好きなので、つい食べ過ぎました。
中の具は、しいたけ、もやし、タケノコといたってシンプル。

百味斉3

まさに肉をスライスして煮込んだもの、
というかんじでしたが、見事に、豆腐系でした。
しっかりとした食べ応えなので、固豆腐なのでしょう。
味付けも動物性のものを使わない、というのが鉄則なのですが、
なんだか、牛肉の大和煮缶詰のような味がしました。

百味斉4

回鍋肉を頼んだら、こんなのが出てきました。
肉もどき、人参、椎茸、キクラゲ、などが入っていましたが、
キャベツは入っていませんでした。
味はと言うと、辛みのない回鍋肉そのものでした。

百味斉5

人参、さやえんどう、タケノコ、銀杏がどっさり入った冷たい麺です。

百味斉6

ちゃんと、お肉もどき、海老もどきも入っていますw。
もちろん、小麦粉か豆腐で作っているんでしょうね。
スープは、干し椎茸の戻し汁を上手に使った優しい味です。
とてもあっさりしているんですが、でも、上品かつ味わいがあるツユです。

4人でお腹一杯食べて、120元ほどでしたでしょうか。
山上に吹き上げてくる風が心地よくて、
下界の暑さを忘れさせてくる食堂でした。
テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光する・その2ー鶏鳴寺

明孝陵を十分に堪能した商店街4人組でしたが、
お天気があまりによくて、ついつい、
孝陵参道近くの珈琲ハウスに立ち寄ってしまいました。
ちゃんと、お客の注文を受けてから豆を挽いてくれまして、
なかなか美味しい、ハッキリ言えば、
今まで中国で飲んだ珈琲の中では一番の作品でした。
18元を高いと思うか、安いと思うかはあなた次第。

というわけで、時間はアッという間に午後1時半になってしまい、
通常でしたら、孝陵を見たあとは、となりの中山陵(孫文のお墓)や、
霊谷寺というパターンになるのですが、
そろそろお腹もすいてくる時間になりまして、
白タクに乗って、笑、
山を下りて、鶏鳴寺へと向かいました。

鶏鳴寺4

どうして、お腹がすいたのにこのお寺に来たかと言いますと、
このお寺の中に精進料理のお店があるからです。

着いてみて思ったのですが、
ホントに山の中にあるのです、このお寺。
麓の入り口にも堂があるのですが、
小山の斜面にいくつも建物が張り付いています。

鶏鳴寺3

広々とした境内、というわけではありませんが、
建物が密集しています。

鶏鳴寺2

なかなか古刹という雰囲気を醸し出しています。
思いのほか、参詣する人もいます。
入場料を払うと、一束、巨大なお線香もくれます。

鶏鳴寺1

けっこう老若男女がお線香を手向けています。

鶏鳴寺

本堂の裏側に回りますと、
僧侶の宿坊もありました。

鶏鳴寺5

いよいよ、小山の頂上にある精進料理のお店「鶏鳴寺百味斉」にまいります。
続く.....。
テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行

南京を観光する・その1ー明孝陵

明孝陵1

いきなり巨大な石像に登場してもらいました。

南京の見どころはいくつかあるんですが、
とりあえず、南京駅頭で玄武湖を眺めたあとは、
明の孝陵へと向かうのが常套だと思います。
駅前からは、孝陵行きの路線バスも出ているのですが、
30分以上待たなくてはいけなかったので、
まあ、4人連れということもありまして、
贅沢にもタクシーを使ってしまいました。
南京站から15分ほど、19元で明の孝陵に到着です。
入場料は70元です。
単純な比較として、上海の地下鉄の初乗りが3元です。
コカコーラ500ccは、4元ですので、決して高くはありません。
ちなみに南京のタクシーの初乗りは9元、
プラスガソリンチャージを2元を払いました。
上海はというと、チャージははらわなくていいんですが、
初乗りは12元です。

さて、入場してすぐ左手に折れると、
明孝陵へ向かう参道ががあります。
その参道に控えしが、上の画像のような石像です。
この画像だけを見ていると、大きさがわかりにくいかも知れません。

明孝陵

ざっと見ても3メートル以上はあります。
まあ、北京の明の皇帝陵の参道にも巨大石像があるんですが、
十分に匹敵しているともいえるのですが、
どことなく、こじんまりした印象があります。

明孝陵2

さらに行きますと、広々とした参道に出ます。
正面には、中国的色彩楼門が立ちはだかっています。

明孝陵5

軽くこの門を突破すると、

明孝陵4

いきなり緑濃くなってきます。

明孝陵3

いよいよ、この奥には、うっそうと繁る林の中に、
明の開祖朱元璋と皇后の眠る場所があるわけです。

明孝陵6

楼門を上がると、山からの涼しい風が吹き下ろしてきます。

明孝陵7

見下ろすと、はるか、我々がたどってきた長い道のりが、
緑の向こうに消えて行っています。
もう少し、小さな陵かと思っていたのですが、
やはり、北京の長陵などに匹敵する十分な規模はありそうです。
さすがに地下宮殿はありませんでしたが。

テーマ: 中国旅行 - ジャンル: 旅行