マンハッタンズは私のドライブミュージック

ToHotToStopIt.jpg

ふだん、うちにいるときは、
JAZZを聴くことが多い私なんですが、
さすがに車に乗るとなると、ちょっとJAZZはきついです。
そんなとき聴く音楽というと、
1970年代後半から80年代にかけて聴いた、
米国の音楽ということになってしまいます。
とくにソウルフルな黒人音楽はかかせません。
ここに登場しているマンハッタンズなんですが、
日本では「シャイニングスター」で名をはせていますが、
わたし的にはアルバムトータルで、
この「Too Hot To Stop It」がお気に入りです。
日本版のジャケットと米国版のジャケットはまるで違うのですが、
LPで買った80年代は、この画像のジャケットでした。
マンハッタンズというと、
一時期、バラード連発みたいなかんじでしたが、
このアルバムは、ミディアムな曲も多く、
アカペラももあったりして、
黒人ソウルグループの真骨頂と断言したいと思います。
なかなかアルバム全体を楽しむことが少なくなったですし、
LP、CDと通じていまだに聴いている音楽は数えるくらいしかないですが、
これだけは色あせない私の大切な1枚であります。

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テーマ: 音楽のある生活 - ジャンル: 音楽

我らがイーグルスの時代

ロングラン

グレン・フライが亡くなりました。
それを知ったのは今日のお昼頃。
当然というか、必然というか、イーグルスのベスト盤を仕事場で聴き始めました。
といっても、いまだイーグルスの音は、私にとって懐かしんで聴く音ではなく、
ドゥービーブラザーズとともに車にいつも載っている音なのです。

イーグルスというと、ホテルカリフォルニアということになってしまうのかもしれませんが、
私の場合、高校生の頃、入りびたっていた町の小さなレコード店で、
店主に勧められて買ったこの「ロング・ラン」こそがイーグルスなのです。
正直言って、イーグルスの古いアルバムにあるような我々が当時想像していたカリフォルニア的な匂いは、
このアルバムからはあまり感じられませんでした。
Heartache Tonightにしても Disco Stranglerにしても、
ソロになってグレン・フライやドン・ヘンリーが発表した曲に近く、
ロング・ランというアルバムからは、かつてのイーグルスから遠ざかろうとしている、
そういう雰囲気を感じ取っていました。
いわゆるアルバム全体のコンセプトというか統一感みたいなものは稀薄であると、
今聴いてもそう思います。
しかし、個々の曲ということになると、
Heartache Tonightも I Can't Tell You Whyも今でも大好きな曲です。
確か I Can't Tell You Whyは、日本でもシングルカットされたはずで、
日本人の感性にビビッと来る曲調であり、詩だったのかもしれません。
錦糸町あたりではみんなでこの曲を歌っていたと
まことしやかにそんな噂が流れていたとかいなかったとか。
「言い出せなくて」とはまさに日本人好み?!
とはいえ、私にとって一番の曲は、 Sad Cafe です。
ジャズが好きでもちろんフュージョンも好きで、
さらにサックスの音色をこよなく愛していた当時、
Sad Cafe におけるデヴィッド・サンボーンのアルトが流れ出すと、
もうそれだけで胸一杯になってしまうわけですから、
若さとは無用に感傷的になる時代と定義せざるを得ません、苦笑。

いずれにせよ、私にとってのイーグルスの金銀は、
ホテル・カリフォルニアではなく、Sad Cafe であり、
ハーモニーが素敵な The Best Of My Love です。
ちなみにこの「ロング・ラン」というアルバム、
日本でオリコン1位になっているわけですから、
強烈な支持が当時あったことは間違いありません。

それにしても、年明けからデビット・ボウイといい、このグレン・フライといい、
我らが青かった70年代後半から80年代という時代は、
確実に歴史になってしまいつつあるように思います。
致し方ないとは言え、そういう年代になってしまったんだなと、
多少、センチになっている次第です。

そして、
まずは、グレン・フライにに合掌.......。


追伸
この間の日曜日、友人の車に乗っていました。
彼が選曲した日本のミュージックシーンのメジャーな曲が、
年代を問わずスピーカーから流れて来たのですが、
突然、イーグルスの「ロング・ラン」が流れて来ました。
彼に、なんでイーグルスなのよ、と聞くと、
好きなんだよねこの曲、とのたまってくれました。
我々の世代はそういうかんじでイーグルスとつきあっていたのかもしれません。
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From a distance

2012 久留里線 (8)

この半年くらい、よく口ずさんでいる歌があります。
歌詞がわかりやすいというか、覚えやすいせいもあるんでしょうけど、
ベット・ミドラーの歌唱力が引き立たせていると思います。
本家本元の歌手や他のシンガーのバージョンも聞きましたが、
わたし的には、やはり、ベット・ミドラーバージョンが一番気に入っています。
この曲の歌詞そのものも好きですね。
GODがテーマの一部になっていますが、
これは、広く我々日本人でも理解出来る語り口かなと思います。


From a distance

From a distance the world looks blue and green,
and the snow-capped mountains white.
From a distance the ocean meets the stream,
and the eagle takes to flight.

From a distance, there is harmony,
and it echoes through the land.
It's the voice of hope, it's the voice of peace,
it's the voice of every man.

From a distance we all have enough,
and no one is in need.
And there are no guns, no bombs, and no disease,
no hungry mouths to feed.

From a distance we are instruments
marching in a common band.
Playing songs of hope, playing songs of peace.
They're the songs of every man.
God is watching us. God is watching us.


God is watching us from a distance.

From a distance you look like my friend,
even though we are at war.
From a distance I just cannot comprehend
what all this fighting is for.

From a distance there is harmony,
and it echoes through the land.
And it's the hope of hopes, it's the love of loves,
it's the heart of every man.

It's the hope of hopes, it's the love of loves.
This is the song of every man.
And God is watching us, God is watching us,
God is watching us from a distance.
Oh, God is watching us, God is watching.
God is watching us from a distance.
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ソニー・ロリンズ80歳記念コンサートin東京国際フォーラムA




昨夜、ソニー・ロリンズのコンサートに行ってきました。
久々の感動ものでした。

メンバーはボブ・クランショウのベース、コビー・ワトキンスのドラム、
サミー・フェゲロアのパーカッション、そして、ギターはラッセル・マローンです。

ジャズに関わらず、
演奏家で80歳まで現役で続けるというのは至難の業といえるでしょう。
とくにロリンズのようなジャズテナーサックス奏者では、
現役バリパリというのは、数えるくらいしかいないと思います。
しかも、ロリンズの今回の場合、ワンホーンです。
テナーを吹きまくった、といってもいいくらいにソロパートが多かったわけです。
バラッド、カリプソ、そして、急速調の曲と、
あらゆるパターンの曲調にまったく動じることなく、
朗々と吹きまくるその姿は、まさにワン・アンド・オンリーの世界です。
80歳のじいさんが、どうしてこんなに艶っぽいバラッドを吹ききるのか、
あるいは、細かいフレーズを重ねてリズムセクションとやり合う姿は、
ほとんど神業に近いともいえます。
しかも、ひとつひとつのフレーズがとっても親しみやすい。
ジャズって、こんなに楽しいものなんだ、って
あらためて思わせてくれるコンサートでした。

近年、ジャズに限らず、音楽業界は、いまひとつパッとしません。
ジャズでいえば、
スウィングジャーナルという老舗の雑誌も廃刊になり、
どうも、困ったことになっています。
でも、80歳のロリンズ健在!で、
昨夜はとてもハッピーな気分になれたわけです。

こんな夜は、帰りがけに有楽町のC&Cでカツカレーを食べてしまったのは、
当然のことであります、藁。


追伸
ギターのラッセル・マローンは、とても良かった!
ロリンズとの相性は抜群だと思いますし、
彼の奏でるソロの都会的色気は、まさに絶妙!
テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽

我が心の音楽ーSonny Rollins

我が心の...

あけましておめでとうございます。
日本全国、もうどっぷり2010年寅年に突入しました。
新年一発目は、どんなネタから入ろうかと悩みましたが、
やはり、この20数年来、必ず、除夜の鐘とともに聴く音楽について語ろうかと思います。

1981年夏、
私は、受験生の大切な夏休みのとある土曜日、
あるジャズミュージシャンの野外コンサートへと足を運んでいました。
それもたった一人で。
本当は、カルロス・サンタナのジョイントコンサートのチケットを買うはずだったのが、
どういうわけか、当時、わたし的にはほとんど知らなかった、
Sonny Rollinsというジャズサックス奏者のコンサートのチケットを買ってしまったのです。
プレイガイドでは、すでにサンタナのコンサートのチケットは、
かなり勢いよく売れてしまっており、
売られていた席がいまひとつ良くなかったのです。
当時、ジャズというと、渡辺貞夫を聴いてはいたのですが、
Sonny Rollinsはまだ一枚もレコードを聴いてはいませんでした。
たまたま、一枚だけ前から7番目というSonny Rollinsのコンサートのチケットが残っていたので、
何の因果か、ふらふらっと購入してしまいました。
コンサートのタイトルは、「Live Under The Sky 81」

さて当日、
なんと東京は雨でした。
今は無き田園コロシアムという屋外ステージでコンサートが開かれる予定だったので、
この雨は、まったく致命的とも言える雨でした。
私は、雨具と新聞紙を持って、
それでもコンサート会場へ向かいました。
着いてみて驚いたのですが、
けっこうな雨模様なのに、すでに会場は満杯でした。
電気系統のトラブルでコンサートの開始が30分以上遅れたのですが、
Sonny Rollinsがステージに登場すると、
ものすごい大歓声なんです。
まるでアイドル歌手のコンサートのようでした。
そして、Sonny Rollinsが最初のワンフレーズを吹き出したとたん、
私は、いきなりチキン肌になってしまいました。
おそらく、会場の多くの人たちもそうだったと思います。
音楽の持つ、そして、生の演奏の持つすごさを、このとき初めて実感しました。
とにかく、このコンサートの2時間近く、
私は、受験生だったということなんか、100%どこかへ吹っ飛んでいました。
そして、このコンサートでの私のとっての最大の興奮は、
スティービー・ワンダーの「isn't she lovely」のメロディーを奏でだしたときでした。
邦題で「かわいいアイシャ」と言われているスティービーのこの曲、
じつは、1年ほど前から私の最大の愛聴曲だったのです。
Rollinsの奏でるメロディーラインとそのあとのアドリブは、
もうもうそれは、私にとって聖なる調べであったわけです。

毎年、除夜の鐘の鳴り始める頃、
31日の23時50分頃からおもろむにデッキの前に立ち、
あの夏のSonny Rollinsのコンサートのエアチェックのカセットテープを取り出しセットします。
そして、「isn't she lovely」を再生します。
年越しジャズとでもいいましょうか、
20数年来、一回も欠かすことなくそれを続けています。
Rollinsの奏でる「isn't she lovely」で必ず年を越しているのです。
嫁さんがいようと、子供がいようと、これだけは私の恒例です。
そして、今年も.....。
あの夏のあの興奮を年頭に味わい続けるのです。
テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽

オフ・ザ・ウォール...追悼・マイケル

オフ・ザ・ウォール
我々の世代は、ジャイケル・マクソンの全盛期に、
多感なハイティーン時代を過ごしたわけですから、
ジャイケルの突然の死に、なにがしかの感慨を思わざるを得ません。
「スリラー」が全世界的に爆発的なヒットを飛ばしたとき、
私は、花も恥じらう大学生でしたが、藁、
新宿や六本木のディスコに徘徊したりしまして、
当たり前のようにジャイケルの音楽に身をゆだねておりました。
「スリラー」の振り付け、あるいはそこからアレンジしたスリラーもどきのダンスも、
巷ではけっこう流行っていましたし。
「ラハイナ」「レキシントンクイーン」「メビィウス」「マハラジャ」等々、
ジャイケルの音を聴くたびにあの頃を思い出します。

じゃあ、
アルバム「スリラー」が好きだったかといいますと、
私は1979年の「オフ・ザ・ウォール」の方が好きです。
ブラックコンテンポラリーなんていうジャンル分けはもう死語なんでしょうが、
「スリラー」はちょっとヒットを狙いすぎ、そんなかんじがしちゃうんです。
私、クインシー・ジョーンズがけっこう好きだったりするのですが、
クインシーのアレンジの妙は、「オフ・ザ・ウォール」にあったような気がしますがどんなもんでしょう?
Don't Stop 'Til You Get Enough(今夜はドントストップ)もそうですが、
Rock with YouやOff the Wallも好きでしたねえ。
アルバム「BAD」はというと、? ですね。
もろちん、あくまで私の嗜好の問題ではありますが。
テーマ: マイケル・ジャクソン - ジャンル: 音楽

In A Sentimental Mood...初恋の人とJazz

音楽と記憶(想い出)は、とかく結びついて語られがちです。
突然、テレビやラジオから流れてきた音楽に、
記憶が呼び起こされ、
感傷に浸ってしまうということはままあることです。
とくに、音楽の惑溺した時期がある方ならなおさらでしょう。

19日の月曜日、
有楽町の真新しいホールで、
Jazzのコンサートが開かれました。
ソニー・ロリンズという、当年77歳というサックスプレイヤーのコンサートです。
rollins

10代の後半、
渡辺貞夫の生の演奏を聴いて以来、
ジャズに少しずつ心を奪われている時期でした。
そして、その中でも私の最大のアイドルがソニー・ロリンズでした。
2008年5月19日、
ソニー・ロリンズは、77歳とは思えない見事なパワーと情緒と、
そして、思わず目を細めたくなるようなユニークなアドリブで、
私を魅了させてくれました。
その中で、「In A Sentimental Mood」というバラードが演奏されました。
そのワンフレーズを聴いたとたん、
からだが浮き上がるようなそんな気分になったのです。

その日の夢は、ことのほかスィートでした、w。
初恋の人のぬくもりと吐息が夢の中に漂っています。
put your head on my shoulder というかんじでしょうか。
夢の中なのに、彼女のほほの柔らかさまでが伝わってきます。

夢から覚めて、思わずにんまりするようなそんな時ってあると思います。
19日の朝はまさにそうでした。
そして、彼女が好きだったバラードが、
「In A Sentimental Mood」だったのです。

いい日でした、久しぶりに.....w。


テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽