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中国ネタばかりでお嘆きの方のために、
一服のお菓子を.....。

錦玉という寒天を使ったお菓子があります。
寒天を溶かして砂糖を加えて固めたものです。
色をつけないと見事な透明感です。
上のお菓子は、アツアツの錦玉液を半分ほど流し薄切りのレモンを浮かせ、
8割がた固まったところで、
アツアツの状態でとっておいた残りの錦玉液を流します。
透明感を生かすことを主眼にしたお菓子です。
冷たくして食べるとよろしいかと。

同じ錦玉液を使ったお菓子ですが、うちの店では「泡雪」といいます。
錦玉液と泡立てた白身、いわゆるメレンゲを加えて固めたものを泡雪羹といいます。
下の部分は、錦玉液を緑に染めたものです。
泡雪羹は口溶けの良さが信条です。

ちょっと地味ですが、これも冷やして美味しいです。
「鼈甲羹」とよんでいます。
錦玉液に紅茶を加えて色づけします。
角切りの黒糖羊羹がこくを与えていると思います。
それはそうと、うちの店の脇に画像のようなきれいな紫の花が咲いています。

マメ科の植物だと思うのですが.....よくわかりません。
フジっぽいですよね。
ミツバチが立ち寄っていましたので、
ついつい激写してしまいましたが、
どうも、花の色のほうが際だっていますね。
花の名前、おわかりの方、是非、教えてください。w
ここんところ、北京五輪が近いので、
中国ネタばかり振ってましたので、
久しぶりに和菓子に登場してもらうことにします。

まずは魚籠です。
魚がちょこんと乗っていますが、
これは練り羊羹で出来ています。
じつは、店頭で販売している関係上、
ちゃんとお菓子名もつけているのですが、
近年、魚籠と書いて「びく」と読んでくれる人がけっこう少ない.....。
私なんか、子供の頃から池や川で釣りをしていたので、
あたりまえのように読んでいましたが、
意外と読めないんですね。
びくって読むんですかって、私より年上の男性に言われたときは、
ちょっとショックでした。

で、こちらは石竹です。
当然、「せきちく」と読んでほしいわけですが、
いしたけと言われてしまいました。
もちろん、なでしこのことなのですが、
別名は意外と知られていないんですね。
まあ、厳密にいうと、唐撫子のことを石竹というのですが、
近年はあまり区別して使われていないみたいです。
ちなみにせきちくを変換しても「石竹」にはなりませんでした、苦笑。
やっぱり、日本語は難しいのでしょうか.....w。

最近、あまりに中国ネタが多いとい嘆きもありそうなので、
7月のはじめは、お菓子ネタでいきたいと思います。
画像は「蛍狩り」と名付けました茶席用のお菓子です。
白餡をういろうの生地で包みまして、
真ん中を窪ませます。
そこへ錦玉を流しまして、固まる前に鹿の子用の大納言をのせます。
お尻のところには、赤い羊羹をポチッとつけます。
なかなか虫をお菓子の意匠にすることはないですが、
これくらい抽象的にすれば、まあいいかなあとも思います。
このお菓子、
蛍にちなんだお菓子をという茶道の先生のご希望ということで、
今年初めて作った、まあ、私のオリジナルです。
店頭でも他の先生にも出していないナイショのお菓子なんですが、
特別に公開してしまいます、藁。

6月30日は何の日でしょう?
京都あたりではまだふつうに行われていると思いますが、
東京ではほとんどこの習慣は無くなっています。
一年の半分を無事乗り越え、
なおかつ残りの半年をつつがなくすごすために、
各地の天神様では、夏のお祓い、
いわゆる夏越の祓いを行います。
東京ですと、亀戸の天神様がちょっと有名かもしれません。
天神様では巨大な茅の輪を作りまして、
その輪をくぐると無謬息災が約束されるとか。

さて、そこでお菓子です。
京都ではきっとあっちこっちの和菓子屋さんで、
今の時期、売られていると思います。
この「水無月」という和菓子、
お店毎に微妙にその製法が違いまして、
その食感といい、甘さといい、
一見、同じようでも個性を出そうといろいろと試みていることと思います。
東京ではというと.....
おそらく水無月を売っている御菓子屋さんはそうはないと思います。
もちろん、私の店でも売っていません。
東京では、このお菓子を食べる習慣がないのかもしれません。
京都では、小豆は厄払いの意味がありますし、
白い三角の形は、夏と言うことで氷に見立てているそうです。
と、京都の和菓子屋さんのホームページに書いてありました。
今回、なぜ、私が作ることになったかというと、
お得意様の茶道の先生が是非作ってくれという強い要望があったので、
渋々、藁、試したわけです。
それが思いのほかうまくいったので、
他の茶道の先生のお稽古にも出してしまいました、w。
まるで予備知識が無かったものですから、
一からネットで探し回りまして、
わたし的に一番気に入ったレシピに多少アレンジを加えまして、
完成したのが、上の画像です。
小豆は、大胆に大納言を使わせてもらいました、w。
じつは、基本のレシピは、北海道の一般家庭の主婦のもので、藁、
とっても参考になりました。
素朴なお菓子なのですが、その素朴さがまたいいのかもしれません。
久々のあんこ無しの和菓子でありました。

6月に入りました。
柏餅もそろそろ店先から消えていく季節です。
かわって、夏っぽいお菓子が店頭に並びます。
画像のお菓子「青梅」も期間限定、
7月中頃までのお菓子です。
白餡に刻んだ甘露煮の梅を混ぜ込み、
ほんのり酸味が香る、という仕掛けです。
私の大好きなお菓子の一つでもあります。
四季があってこその日本、
四季を楽しんでこその日本人、
そんなふうに思います。
お値段、1ヶ130円也、w。

今年もあんみつの季節がやってまいりました。
うちの姉貴などは、餡はつぶし餡のほうがいいといっていますが、
一般受けするのはやはりこし餡でしょう。
蜜も特製の自家製黒蜜だれですので、
ちょっとこくが違うと思います。
求肥も豆ももちろん和菓子屋の仕事です。
真空パックされているわけではないので、
ご家庭でもうちょっと冷やして、そそくさと食べるのがよろしいかと。
カロリーはアップしますが、
アイスクリームなんか投入したら、
けっこう充実の一皿になってしまうかも。
食欲が無いときでも、けっこういけてしまうのが寒天系の食べ物。
まだ、本格的な暑さにはほど遠いですが、
夏の代表的な味覚として、忘れないでね、藁。

おかげさまで柏餅の日です、w。
近所の和菓子屋さんで是非、3種類の柏餅をどうぞ。
無病息災間違いなし。

我が御菓子司越路も頑張っています。
行列も出来てまずまずの出足です。
1ヶ150円税込、やんなったらやめますんで、
早めに来てください。藁

5月になりましたが、相変わらず、海の向こうのチャイニーズの皆さんは、
カルフールの前でデモやら横断幕やらしているようです。
かの地では、カルフールで検索が出来なくなっていたりしますから、
公安の皆さんもキリキリしているのでしょう。
カルフールに対して怒りを爆発させるより、
とりあえず、鉄道総局に安全運行へ呼びかけるデモでもしたほうが、
よほど、お国のためになると思いますがね。
まあ、中共はビビってすぐ逮捕するでしょうが、苦笑。

さて、日本は、ゴールデンウィークでして、
当然、多くの皆さんは和菓子を食べることと思います、w。
中国在住の皆さんは、あと1ヶ月我慢して、
中国のうまいかまずいかわからない巷のちまきを食べてもらうことにして、
日本でホワーンとした気分で連休を迎えている方は、
是非、画像のような田舎ちまきをお買い求め下さい。
殺菌作用のある笹の葉にくるまれた餅米のちまき、
うぐいすきなこを振りかけるなんぞは、「和」そのものです。
東南アジアの各地で似たような餅米の食べ方をしていますから、
和というよりはじつは「亜」なのかもしれませんが.....。
追伸
米国在住の方は、指をくわえて見ててください、w。