最後は431キロ

長々と上海ネタを登場させてきましたが、
今回で無事、終了と相成ります。
掉尾を飾るのは、やはり、中国最新の交通機関しかないでしょう。

リニア

磁浮列車、すなわちリニアモーターカーであります。
じつは、このリニア、ご存じかと思いますが、
日本が30年前から実験に実験を重ねて、
まだ実用化に至っていない超高速列車であります。
なにしろ、この鉄道、このリニア技術を自国内で生かしていないドイツがつくったものなのですが、
一部、とんまな中国人は、全部、中国の技術で作ったと大騒ぎしたもんでした。
しかも、開業、半年のたたない昨年の8月、
ちょうど今頃、火災事故なんかおこしている、
とってもおちゃめな高速鉄道なのです。

リニア2

おかげさまで我々が乗車したときも、
見事に画像のように431キロを記録してくれましたが、
車内そのものは、そんなにカッコイイというほどのものでもありませんでした。
車窓から景色なんて見ようものなら、
すぐに速すぎて気持ち悪くなりますから、
実は、長距離運転には適していないように思います。
今回のように、
上海浦東のハジッコの龍陽路駅から上海空港までの7分くらいの所要時間で十分かと思います。
どうも、杭州までの延長を狙っているようですが、
やめたほうがいいと、一鉄道ファンとしては断言します。
このほか、もう数枚の画像をアジアン迷路右往左往というプログに貼り付けてありますので、
併せて見てください。

というわけで、2泊3日の上海と西塘の旅でしたが、
短い割には、なかなか実りあるというか、
楽しい画像がゲットできた旅でありました。
中国といえば、来年は北京五輪、
2010年には、上海万博とノリに乗っています。
一方で、なにかと中国製品の話題に事欠かない昨今でもあります。
中国が隣国だという事実は、変えることの出来ない事実でもあり、
このいろいろな意味で我々の尺度だけでは語れない国とは、
どうしたって向き合って行かねばなりません。
幸か不幸か、藁、
1980年代から中国を見てきてしまった私にすれば、
今後もずうっと見つめていきたい、なんだか不可思議な国なのです。
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上海 燕雲楼でダックを喰う

燕雲1


さて、上海ネタも今回を含めてあと2回となりました。
というわけで、今回は、上海の老舗のレストランを紹介したいと思います。
1936年創業の、上海で一番古い北京料理の店「燕雲楼」です。
場所は、人民広場から歩いて5~6分の、
南京路にほど近い場所にあります。
以前、紹介した上海料理の店「老正興」からごく近いところにあります。
北京料理の店ですから、
当然、狙うは北京ダックであります。
じつは、このお店には、帰国前の昼下がりに入ったのですが、
その前にもちょくちょく点心を食べたりしてましたので、
ダック以外は軽めの料理ということで、
まずは、蓮根の料理を注文しました。

燕雲2


私はてっきり酸味の効いた蓮根だと思っていたのですが、
あにはからんや、甘かったです。
水飴的な甘さも感じました。
今回の旅行では、最大の期待はずれだったかも。
気を取り直して.....

燕雲3


続いては、空心菜の炒め物です。
これは、見た目よりはるかに美味しかったです。
ニンニクとしょうがの効かせ方が絶妙でした。
じつは、こういう料理が作るのが難しかったりして。

燕雲4


これも美味しかったですねえ。
椎茸と青梗菜が別々に煮てあるのですが、
椎茸のちょっと甘めの煮含め方がとっても良かったです。

燕雲5


いよいよ、メインデッシュの登場です。
もちろん、目の前で、焼きたての北京ダックを切り分けてくれます。
4人で一羽注文したのですが、
食いしん坊がいたら、3人で一羽くらいがちょうどいいかと思います。
もともと、北京料理というのは、
その本流は山東料理だそうです。
この北京ダックも、じつは、山東でよく食べられる料理なのですが、
本家を分家が凌駕してしまったようです。
このお店のダックも、本場山東省から取り寄せているそうですので、
そこはそれ、上海一ふるい北京料理の店という自負があるのでしょう。

燕雲6


かくして、北京ダックにありついたわけですが、
北京の某有名北京ダック屋さんより美味しいと感じました。
違いは、やはり、北京ダックをまく皮にあったと思います。
某有名店よりずっと上品な皮でしたので、
ついつい、手を出したくなるそんなかんじです。
北京ダックのこのワンセットで88元ですから、
ちょっとお安いなあと感嘆してしまいます。
今回の料理、ビールとお茶をすべて込みで175元ですから、
納得、感心のランチだったと思います。
上海には北京の某有名店の支店があるのですが、北京ダックを食べるなら、
私としてはこちら「燕雲楼」をお勧めしたいと思います。
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上海点描

もうちょっと上海ネタで遊んでみたいと思います。
本日の4枚は、タクシーなどから撮った、
ちょっと気になった画像です。

上海点描1

朝7時半の四川北路のデパートの前です。
もちろん、開店時間前です。
おばちゃん達の太鼓の音がいきなり通りを覆っていました。

上海点描3

こちらは七浦路近くのデパート。
このとげとげしさは、中国ならでは.....、
というか上海ならではw。

上海点描4

私個人としては、これを見ないで上海へ来たとは言えません。
というか、ホッとします。
でも、湿気の多い上海のこと、なかなか乾きが遅いです。

最後にコンビニで買ったスナック達.....。
だいぶ、日本のスナック菓子に近づいて来たようです。
というか、もしかして、日本の技術移転、藁。

上海点描5

黄浦江の渡し船

上海を上海たらんとしているのは、
やはり、上海という都市を貫流している黄浦江でしょう。
といっても、上海という都市、
もともとは、黄浦江の西岸に発展した街です。
1980年代の上海を知る者にとって、
黄浦江の向こう岸、浦東は、
茫々たる野っ原が続いているだけのただの農村でしかなかったのです。
ですから、西岸と東岸の落差はたいへんなものでした。
上海が爆発的な人口増にともなって、
浦東地区は、川底トンネルや巨大なブリッジのおかげで、
ハイピッチで開発がはじまるわけですが、
80年代には、川底トンネルどころか橋すらも架かっていなかったのです。
そういうわけで、黄浦江の渡し船というのは、
ある意味、上海の街と農村をつなぐ重要な交通機関だったわけです。
私の知る限りでは、今でも、4つの渡し船が現役で動いているようですが、
今回は、旅行者でも気軽に乗れる渡し船のひとつを目指して、
東門の渡し場へと向かいたいと思います。

渡し2

かつて上海には豫園のあたりに古い城壁が残っていたのですが、
その東側の門のあったところの近く、
中山路沿いにあるのが東門渡船場です。

渡し3

さっそく料金をチェックしてみましょう。
人一人渡るだけでしたらたったの0.5元、すなわち7~8円くらいです。
さすが、公共交通ですねえ。
自転車込みでも1.3元ですから、気軽に利用できるというものです。

渡し4

こんな船に乗っていくわけですが、
所要時間が7分から10分程度。
ちょっと川風に揺られてみたい人にはうってつけ、とも思いますが、

渡し5

実際にはそんな悠長な人なんかいませんし、
しかも、船内は、イス席など無くひたすら真っ平。
あくまで実用一本槍です。

渡し7

対岸の浦東地区に到着しますと、
日本の森ビルなどが手がけた巨大ビルを先頭に、
雨後の竹の子のようにビルが育っていっています。
かつての、野原がウソのような上海の新都心が今、出来つつあります。
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上海の下町の小吃

1

中国の食の安全性については、
かねてより中国旅行者の間では噂にはなっていました。
たとえば、ねじり上げパン(油条)をふくらませるために、
工業用の薬品が入っているとか、
炒め油は、とんでもない劣悪なものを使っているとか、
屍肉は当たり前のように流通しているとか、
牛乳は薄めて使っているとか、
ミネラルウォーターはその辺の水道の水かもしれないから気をつけろとか、
人造卵があるとか.....等々、
まあ、ここでさりげなく書いたことはすべて事実ですが、
それでも、安旅行者、すなわちバックパッカー達は、
そう言う事実に目を背けて、藁、
安い食べ物を探し続けていたりします。
考えてみれば、
よく、中国ではさばきたての肉をつるしで売っていたりしますが、
炎天下で4~5時間つるされていたら、
それだけで程良く熟成されてしまいそうで、苦笑、
日本では危険物質扱いかもしれません。

2


とはいうものの、
そう言う危険とはうらはらに、
こういう人民の色濃い地域をうろつきますと、
ついついこの手の焼き餃子や焼き肉まんに心を動かされてしまいます。
動かされてしまい、これまたついつい食べてしまうのですが、
以前紹介したちまきや水餃子の如く、
うーん、だめだこりゃあ、という場合が多かったりして、
まるでゲームを楽しんでいるようです。
私なんか、新聞紙にくるんで捨てること多数、藁。

3


でも、時には、この価格でこの味かあーーーーー、
と唸ってしまうようなワンタンやら包子に出会ったりするわけで、
それが中国を旅するときの醍醐味、笑、なわけで、
.....自分で何書いてるのかわからなくなってきましたが、
いずれにせよ、中国をフリーで旅する場合、
とくに一人旅の時は、
ちょっとしたレストランにひとりで入るのは気が引けたりして、
ついつい屋台で安くすませることが多くなります。
お腹の薬が必帯なのはいうまでもありません。
ただ、現地でかかった病気は、現地の薬でないと治らないという言い伝えもじつはありまして、藁、
さてさて現地の薬がどれだけ信じられるかどうかは、
またそれはそれで大問題だったりするわけです。
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豫園商場で茶芸

豫園5

もうちょっと豫園をうろつきます。
豫園って、けっこうオープンスペースがあったりしまして、
いたるところで芸人がいたり、
漢方薬売りがいたり、
怪しげな日本語を操る偽プランド売りがいたりと、
なかなか考えようによったら楽しめるところです、w。
上の画像は、二胡と大正琴みたいなものを使った、
そうですね、ライブパフォーマンスみたいなものです。
ボーカルがおばあちゃんというのず粋ですが、w、
なかなかギャラリーを集めていました。

ただ、今回の主題はこちらです。
   ↓
豫園6

豫園商場の一角にあるお茶屋さんです。
画像の彼女、さして、上手でもない日本語を駆使して、
なんとか、日本人をゲットしようと我々ににこやかなかつ迫力ある態度で迫ってきました。
連れの一人が、おみやげにお茶をと考えていたので、
あっさり、彼女の軍門に下ってしまったわけですが、
なにしろ、とてもかんじのいい小姐なので、
ついついみんなであれやこれやといいつつ土産用のお茶をゲットしてしまいました。
その間、我々に自慢のお茶を飲ませるべく、
見事な茶芸を披露してくれましたが、
たしかに彼女の入れてくれたお茶、いいお味でした。
龍井茶はもとより、烏龍茶、鉄観音茶などなど各種ふるまってくれました。
3人で店に入って総額で1200元近く使いましたから、
とってもいいお客さんだったと思います。

豫園7


最後に彼女のにこやかなピースを後に、
豫園商場から、よりディープな上海へと向かうのでありました。
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豫園の塀の中と外

豫園1

再び、上海ネタに戻ってみたいと思います。
今回は、豫園がテーマです。
豫園というと、上海最大の観光名所といっていいかもしれません。
とにかく、豫園界隈は、
観光地として見事に整備されています。
古い上海を表現しようと必死になっていますが、
それでも、上海そのものが街としては、
まだまだ新しいので中国的な歴史の深みがありません。
豫園にしても、1559年に最初の建物が建築されて、
40近くの建物が今、迷路の如く並んでいるのですが、
これとて、何度かの戦災のため、
あるいは、保護者がいなかったため朽ち果てていた時期もあって、
本当に意味の歴史があるかというと、
多少は割り引いて考える必要があると思います。

豫園2

そんな豫園界隈ですが、
それでも昔からいろいろな商店が集まっている地域でもあり、
上海の浅草、あるいはアメ横といった風情があって、
それはそれで楽しめるところです。
ですから、ついつい、わたしなんか、性懲りもなく、
このあたりを毎回うろついてしまうわけです。
さて、上の画像の豫園の様子と、
下の画像をちょっと比較してみてください。

豫園3


ちょうど2枚目の写真の塀の外が、上の画像です。
塀の中は延々と金持ちが贅を凝らした建築物を造り続けていますが、
一方で塀の外はというと、
変わらぬ庶民の生の暮らしが営まれています。

豫園4


こういう観光地とそうでないところの、
塀一枚の落差が実は旅をたのしいものにさせてくれると思うのです。

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南翔饅頭店で小龍湯包を喰う

南翔1

江南料理を満喫した翌日、
日本へ帰る日だというのに、
元気に朝ご飯をホテルで食べて、そそくさと上海の下町地区にある、
豫園へ向かいました。
かつて、何度と無く訪れている豫園ですが、
来るたびになんだか騒々しくなっています。
上海でも一二を争うお上りさん地区になったということもありましょうが、
近隣地区を古い上海に見立てて再開発して、
一大ショッピングタウンになったのも見逃せません。
かつて、この地域で、香木の原木を手に入れまして、
茶道のおっしょさんにとても喜ばれたこともあります。

それはさておき、
しばし、豫園界隈を散策した後、
午前10時頃、かの南翔饅頭店に行きました。
この店、テイクアウトで買うと小龍湯包16ヶ10元なのですが、
店内に入ってエアコンの効いた二階で食すと、
なんと18元になります。
でも、余裕があるなら2階で食べましょう。
針生姜もお酢もあります。
これにつけて食べると美味しさ倍増ですから。
それに蒸籠で蒸し立てを食べるから美味しいということもあります。
これに塩味の卵スープを注文すると、
ちょっと小腹がすいたときにちょうどいいです。

南翔2

店内に入ったとき、さほど混んでもいなかったですが、
10時を過ぎるとあれよあれよとお客が増えていきました。
この店に行くときは10時前に入店がよろしいかと。

南翔3

何でも、朝7時から作り始めているとか。
3階では、さらに別メニューの特別湯包があるそうですが、
この店に今回で5回目の私ですが、
いまだ挑戦したことがありません、苦笑。

南翔4

というわけで、いよいよ登場です。
湯気がホカホカ上がっている湯包をハフハフいいながら、
一口に口に放り込むと、多分、ヤケドします、w。
まずは、包子にキスして、小さい穴を開けて、
中の肉汁をツゥーと飲みましょう。
たっぷりの肉汁の豊潤なスープが口いっぱいに広がります。
この包子が湯包と言われるゆえんなのです。
そのあと、ゆっくりと口の中に放り込むと、
ああ、上海に来て良かったという感慨に浸れます。
ちなみに東京に支店があるそうですが、
この美味しさを再現出来ていないとのことです。
何が違うんでしょうかねえ.....。

南翔5

お昼前だというのに、
肉汁をたっぷり含んだ絶妙の湯包をしっかりと食べる終わると、
眼下にテイクアウトのお客さんが長蛇の列.....。

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